2020飲食店主

【飲食経営2020】売上が急減しても慌てなかった3つの理由

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売上が急減した時に、気持ちを落ち着かせるにはどうしたらいいのか?

 

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飲食店経営9年目のセイが、小さなお店の経営に役に立ちそうな話を書いています。

 

 

6月に入り少しずつ落ち着いた雰囲気になってきましたが、、、

2020年のコロナ危機は飲食店業界にとっては本当に厳しい日々でした。(まだ進行形ですが)

 

4月に売上が急減してどうしたらいいかとあわてる店主さんも多かったのではないでしょうか?

いま自分を振り返ってみると、私も当初は先行きが分からない中で不安を感じていましたが、、、

そんな中でも比較的気分を落ち込まず冷静でいられたのではないかと思っています。

その理由が3つあります。

 

1、飲食以外の収入があった。
2、妻がお店を離れて収入が得ていた。
3、もともとお店を辞める覚悟を持っていた。

特に3番目のお店を辞める覚悟というのが気分を落ち込ませすぎないようにするために大事だと思います。

 

ということで今日は、

売上が急減しても慌てなかった3つの理由とその方法について書こうと思います。

 

今回はなんとか持ちこたえたけれども、また売上が急減したときにどうしよう?と思う店主さんの参考になればと思います。

 

売上が急減してもあわてなかった理由

 

売上が急減してもあわてなかった理由のがこちらの3つです。

1、飲食以外の収入があった。
2、妻がお店を離れて収入が得ていた。
3、もともとお店を辞める覚悟を持っていた。

比較的冷静にてをうつことができた結果、4月の売上も前年比70%で終わることができました。

それぞれについて見てみます。

 

1、飲食以外の収入があった。

 

以前から飲食店主には、飲食以外の収入が必要だと考えていました。

飲食未経験から参入した自分にとっては、経営を始めてみて飲食業は本当に安定しない職業だと改めて感じ始めていました。

その不安から3年くらい前から手探りで始めて、、、

昨年くらいには飲食店を経営しながらも毎月10,000円程度、今年に入ってからは毎月30,000円近くの副収入を得られるようになっていました。
(少ないと思うか多いと思うかは人それぞれかと思います。)

 

その収入があったので、

最悪お店がなくなっても、違う仕事をする足しになるかな。

と思うことができていました。

 

「飲食店以外の収入を作ってあった」

これが気持ちを落ち着かせてくれていた理由のひとつです。

 

 

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2、妻がお店を離れて収入が得ていた。

 

「妻がお店とは全く関係ない仕事から収入を得ていた。」

これも安心があった理由のひとつです。

 

個人店を経営するかたの中には、比較的夫婦でお店をやられている方も多いのではないでしょうか。

実は、私もお店を始めた当初は妻にお店を手伝ってもらっていました。もちろん収入も私のお店の1本だけでした。

彼女も子供が生まれたことをきっかけにお店を離れました。

その後、子供が大きくなりはじめたのをきっかけに、家庭のリスクヘッジも考えて私のお店以外での収入を得ることを模索しはじめました。2年くらい前のことです。

 

在宅で収入を得ることを目標にしていたのですが、昨年から始めた動画編集のお仕事が今年の2月くらいから軌道に乗り始めて収入を得られるようになっていました

 

「妻が雇われずに自分で収入を得られるようになっていた」

これも私が落ち着いていられた大きな理由のひとつです。

 

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3、もともとお店を辞める覚悟を持っていた。

 

そして最後ですが、

「もともとお店を辞める覚悟を持っていた」

これがかなり大きな理由だと思っています。

 

飲食店の店主さんは、自分のお店を”自分の分身”と思っていて、愛着を持っている方も多いと思います

もちろん、愛着は大事ですし、それを否定すると何のためにお店を始めたんだ?という話になってしまいますが・・・

ただ、その愛着が「お店を辞める」となったときに障害になってしまいます。、

 

愛着が執着となり、先をどう考えても続けるのが難しいのに・・・

本来は生活費をかせぐための手段だったのが、

「お店を続ける」ということが目標になってしまったりもします。

 

自分の場合は、比較的前の段階から「辞めてもいい」という気持ちは持つようになっていました。

もちろん好きで始めたことですし、辞めたいわけではありませんが・・・

「いつ辞めてもいい」という気持ちを持つことにより、

お店の経営に執着することなく冷静に判断をできたのではないかと思っています。

 

 

今後の危機にあわてたときのた引き続き

 

今後の危機に備えて

 

とりあえず現段階でお店をつづけようと思っているということは、今回のコロナ危機第一波をなんとか乗り越ることができていると思います。

(”続けるのが目的”になってしまっていると思われた方は止めることを考えていいと思います。)

 

ただ、くるといわれている第二波がいつくるかわかりません

そして、

コロナは乗り越えたとしても、今後営業している限りまた別の危機がくると思います。

その時に今から備えるべきだと思っています。

私は今から次に備える動きは引き続きしていきます。

 

 

つい1か月前まであわてているなと感じていたり、どうしよう、なにかをしないと!思っていても・・・

 

『のど元過ぎれば熱さ忘れる』

 

6月下旬から回復モードに入って、お店の経営も気持ちも通常モードになりつつあるかもしれません。

もちろんそれ自体はいいことなのですが、、、

 

・飲食以外の収入を作っておく
・お店にこだわらない

 

引き続きこの点が私が考える飲食営業を冷静に続けていく方法だと思っています。

 

私は次の危機に備えてこちらを引き続き強化していきます。

店主さんも、いまから次の危機に備えてはいかがでしょうか?