飲食店経営9年目のセイです。小さなお店の経営に役に立ちそうな話を書いています。
今日は飲食店のテイクアウトも対象の2020年7月から始まるレジ袋有料化とその対応について書こうと思います。
先に私の対応方法を書くと、、、
無料で配布できるバイオマス配合比率の高いレジ袋で対応していく予定です。
無料を継続する理由としては、
・代金をもらうのは、まだ認知度が低いのでやりとりが大変
・有料にして小銭に支払いを増やしたくない。
・代金支払い時点で、何枚必要かお客さんは分からない可能性がある。
顧客満足の面と、オペレーションの面といった点からです。
私自身まだ迷い中で、とりあえずという感じではありますが・・・
今後は様子を見ながら変更していこうと思いますが、7月からのスタートはこのように対応しおうと思っています。
ということで今日は、
「有料レジ袋の対応について迷う店主さん」の参考になりそうなことを書いていこうと思っています。
目次
個人店のレジ袋有料化の対応方法
私自身はレジでのやりとりを簡単にするために、
「無料で配布できるバイオマス配合比率の高いレジ袋」に変更していきます。
理由は以下の通りです。
1、レジ袋代金をもらうには、飲食店まだ認知度が低いのでやりとりが大変
大手コンビニも以前から掲示をしていたりもするので、スーパー・コンビニのレジの有料化は少しずつ認知をされていると思いますが、テイクアウトのレジ袋有料化は正直まだ認知度がそれほど高いと思っていません。
そのため、
レジで支払いを依頼すると、
「えっお金かかるの?」
といったやりとりも想定されます。
もちろんスムーズに会計してもらえる場合も多いと思いますが、
忙しい時やちょっとややこしい人に限ってそのような、ストレスのかかるやりとりが発生するので・・・
認知度が高くなるまでは、無料で対応するのがベターだと考えています。
2、有料にして小銭に支払いを増やしたくない。
例えばレジ袋を有料にして5円にした場合、当然ながら5円という端数の支払いが発生します。
特にランチタイムは、多くの個人店が、「00円」・「10円」といった1の位の端数がないような料金設定をしているかと思います。(できれば10の位もなくなるように・・・)
それが、レジ袋を5円とか3円といった価格にした場合端数がでてきてしまいます。
個人飲食店のレジ業務はできれば極力作業量を減らしていきたいと考えている中で、、、
今回のレジ袋有料化はそれに反対の流れをつくってしまうと思います。
・レジ袋有料の認知度が高まって袋の辞退率が高くなる
・キャッシュレスの比率が高くなる
この2点の比率が高くなるまでは、現金の小銭での端数の支払いが減らすためにも代金を含めての対応がよいと考えています。
代金支払い時点で、何枚必要かお客さんは分からない可能性がある。
もうひとつが、「注文をして代金を支払ってもらう段階では、必要な袋の枚数が分からない場合がある。(詰めたあとに追加で袋代金をもらう)」ということも想定されます。
たくさん注文をしていただいた場合に、詰めてみたら袋に入らなくて・・・といった感じで・・・(もちろん臨機応変に対応すればいいのですが、、、)
あとから追加で袋代をもらったりのやりとりも、忙しい中ではお客さんとしても店舗側でもストレスが発生する作業になると思います。
こういったことから、「袋代がふくまれている」という対応が今の段階ではいいかと思います。
4、「レジ袋無料配布継続」時のオペレーションの注意点・問題点
実際に運用しておきた注意点・問題点とその対策です。(随時更新します。)
・無料で配布できる袋を利用しているという案内を掲示・説明する必要がある。
→レジやメニューに貼っておく。
レジでのオペレーションを最小にしていくべき
個人飲食店は作業の手間を極力へらしていくべきだと考えています。
レジ袋有料化に関しても、
「袋はいりますか?」といったやりとりや、小銭のやりとりなど、、、
お客様や店舗側のお互いストレスのかかる要因をへらしていくべきです。
そのためにも、レジ袋有料化の対応は・・・
「バイオマス配合比率の高いレジ袋を使用して無料配布」が個人飲食店にとってはよい対応ではないかと考えています。