「クレジットを導入したいんだけど、手数料の負担が気になる・・・」
クレジットカード決済を導入する際に一番気になるのは、
”手数料がお店の経営にどれくらい負担になるか”ですよね。
以前に比べて手数料が安くなったとは聞くけれども、
なんとなくまだ”手数料は高いというイメージ”があると思います。
自分のお店ではすでにクレジット決済を導入していますが、
導入前は3.24%もけっこう負担になるのではないか?と考えていました。
実際、
今でも手数料に関して、
”負担は軽くはない”とは思っています。
ですが、
導入前に感じていたほど負担にもなっていないですし、
クレジット決済を導入したメリットも実際感じています。
正直導入しておいた方がいいと思っています。
ということで今日は、
「クレジット決済の手数料負担の影響」
について書いてみようと思います。
クレジット決済を導入したいけれども、
手数料がお店の運営にどれくらい影響がでるんだろう?
なんとなくお店の経営の負担になりそう。。。
と思っている方の参考になればと思います。
目次
実際払っている手数料は毎月いくら?
”なんとなく”手数料がお店の負担になる!
と思う前に、
具体的に毎月いくらかかるかを試算してみるのもいいと思います。
当店での具体例を書いてみます。
当店ではクレジット決済は全体の15%程度
一日の売り上げ平均が65,000円くらいで(もちろん月によります)
そのうちクレジット決済(電子マネーも含む)は10,000円くらいです。
(こちらも月によります)
金額の割合でいえば15%程度と、
導入前に考えていたよりかは高くない状況となっています。
これが、
都内や関東の大きな都市であれば、
もっと大きな割合になるかと思いますが、
一地方ではまだまだ現金のほうが圧倒的に多い状況となっています。
毎月のクレジット決済の支払手数料は8,100円くらい
自分がいまメインで使っているエアペイの手数料は、
ブランドや支払い方法によって違うので3.24%~3.74%です。
これに毎月のクレジット支払い分250,000円(10,000円×25日)
をかけてみると・・・
毎月の手数料は8,100円です。
年間では97,200円になります。
(ちなみに、一日あたりは324円です。)
さきほども書きましたが、
金額だけ見ると”負担は軽くない”です。
これが個人店クレジット決済の導入に二の足を踏む最大の要因ですよね。。。
手数料8,100円はお店の運営に影響がある?
毎月かかってくる8,100円(かそれ以上)の経費を、
どのように考えるかが大事だと思っています。
毎月8,100円を出して時間を買っている、と思えるか
開店当初は”できるだけムダな費用を抑える”という考えが多くありました。
どちらかというと、
時間が多少かかっても経費を抑えるほうが大事と思っていた時期もありました。
なので、
その当時の考えのままでしたら、
毎月のクレジット費用なんて”高すぎる”と考えていたと思います。
それが今では、
”買えるなら、時間をお金で買うべき”という考えに完全にシフトしています。
もちろんムダな経費は使いませんが、
自分の時間を短縮できるものであれば積極的に”投資”するようにしています。
ということで、
毎月のクレジット決済手数料はどのように時間を買うことができているのか?
と考えることが大事です。
クレジットとPOSレジの導入で時間が削減できています
クレジットを導入とともに、
ipadレジを導入した効果もあるのですが、
今はお金を数える回数が以前よりもかなり減らすことができています。
・会計時
→財布を開いて小銭を待つ時間が減る
・ランチ後の途中清算
→数える現金が減る
・営業終了後の清算
→数える現金が減る
・入金
→入金にいかなくても売上が入金される
細かい積み重ねですが、
少しずつの時間の削減が個人店店主には大切かなと思っています。
いろいろやりたいこと、
やるべきことがありますし・・・
クレジット決済が増えれば費用ももちろん増えますが、、、
クレジットに移行していくことでできる時間の削減は、
金額がおおきくなればなるほど効果がでるだろうと思っています。
ちなみに、キャッシュレス推進で有名なのはホリエモン
キャッシュレス推進派で有名なのが、ホリエモンこと堀江貴文さんです。
よく極端な意見を言っていますが、
自分はおおむね共感・賛成することが多いです。
彼の考えるクレジット導入のメリットは・・・
・レジ締め作業
・スタッフにより売上盗難のリスク
・入金時の紛失リスク
このあたりのリスクを避けることができるという考えです。
Twitter上でよくフォロワーとやりとりしていますが、、、
つい先日もこんなやりとりをしていました。
ん?例えばカード決済手数料割合は大規模店舗も小規模店舗も同じだけど、現金管理コストは大規模店舗も小規模店舗も絶対額は大して変わらんので(日々のレジ締め作業、盗難リスク、現金デリバリー)、小規模店舗の方が負担割合かなり大きくなるよって話なんだが。君全く逆のこといってるよ。。。 https://t.co/NA4DVxEmtb
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2019年1月4日
決済金額の3.24%、
(当店では毎月8100円)
個人店にはこの負担が大きすぎると考える人が多いようですが・・・
自分は必要経費として、
時間削減・リスク軽減に使用するのは賛成です。
早い段階で導入前提で経営したほうがいい
個人的な話になりますが、
自分の場合はプライベートでもキャッシュレス推進に賛成です。
世の中的にも、キャッシュレスの普及の方向に進んでいると思います。
遅かれ早かれ、いづれにせよ導入することになるのであれば、
早い段階でクレジットオペレーションに慣れたほうがいいのでは?
なんてことをいつも思っています。
最初にも書きましたが、
自分もクレジット決済を導入するまでは、
いろいろ色不安面はありました。
ですが、
やってみたら意外に費用面・作業面でも問題はなく、
いまは特に問題なく使えています。
クレジット決済の手数料は確かに気になりますが・・・
毎日324円で自分の時間を買っている。
そう考えればけっこう割に合う投資だと思います。
(それに他に削減すべき経費はあるはずですし・・・)
迷っているのであれば、
とりあえず試してみるのもいいのでは?と思っています。
ちなみに、クレジット決済を試すだけなら、
端末がなくても導入できるスクエア一択です。