考え方

メニューの価格は、自分が思うより”少し高く”設定するのがちょうどいい

値段
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「メニューの値段はいくらにしよう・・・」

 

店舗経営をしていて悩むことのひとつが、

メニューの価格の決め方です。

 

 

原価や経費のことを感がると、

もう少し高くしたいんだけれども、

高すぎるとお客さん来るかな・・・

 

そんなことばかり気になったりしてしまいます。

 

 

なかなか思うように高く設定できないメニュー価格ですが、、、

 

価格を決めるときには、

”自分自身が思うよりも少し高めに設定するべき”

だと考えています。

 

 

ちなみに、

そんな自分のお店は、

開店のときに価格を安くつけすぎでした

 

徐々に値上げを実施して、

今では開業のころよりランチの客単価は150円くらい上がっています。
(平日のランチで1080円くらいです。開店当初は・・・。)

 

 

 

今回は自分の反省を含めて、

メニューの価格設定について書いてみようと思います。

 

 

メニューの値段・・・自己評価は低くなりがち

 

「このメニュー1000円だとちょっと高いかな?」

 

こう思ったことはありませんか?
(値段はあくまで仮ですが)

 

迷ったときって大体、

「やっぱり950円にしておこう」

といった感じで、

少し安く設定してしまいがちです。

 

 

これは、

”この値段だと高いと思われそうだな”

というような考えからだと思いますが・・・

 

 

意外とお客様は”高い”と思わなかったりします。

 

 

世の中のことたいていそうですが、

自分のことって評価を低く見がちなので、

自分が適正だと思った値段より少し高くても、

お客様からは”高過ぎる”とはあまり思われないことが多いです。

 

なので、

”自分が思ったよりも少し高め”

実はこれが適正な価格設定なのでは?

と考えtいます。

 

といっても、

自信過剰で値段が高すぎてもアレなので・・・

 

一番大事なのは

価格に対して価値を提供できているかどうか?

というところがポイントですが。

 

 

値段が高いと客数は増えない?・・・やり方次第

 

 

「味に自信はあるものの、お客さんがこなかったらどうしよう。。。」

 

こうも思ったりしますよね。

 

客数への不安から、

メニューの値段は低く・安く設定しがちではないでしょうか?

 

 

「お客様が来ないと始まらない」

というのは当然なので、

最初はたしかに集客のために安くするのは分かります。

 

ですが、

安さで集客したお客様は結局、安いお店へ流れてしまいます。

(頭では分かっているけれども・・・という話ですよね。)

 

 

ただ実際初期のころなど、

集客のためにセールをしたりする必要もあるのは事実です。

 

値段で集客をするさいに気をつけないといけないことは、

何かというと・・・

 

一品だけ安くする

 

これは、この記事にも書きましたが、

客単価を上げる方法『松竹梅の法則』 「客単価はどうやってあげるか?」 飲食店を経営していると悩むことのひとつです。 なかなか客単価って上...

 

安くするなら一品だけ、”梅”としていれるべきです。

 

そのメニュー目当てではない人を増やす。

 

そのメニュー目当てで来店したとしても、別のメニューに流れるようにする。

 

 

安いメニューを集客としては活用しながら、

メインにはならないようにする。

 

 

戦略的な値段設定が重要です。

 

 

値段を安くしたいなら”限定”にする

 

 

集客のために値段を安くするならば、

ある程度”限定”にするべきです。

 

・最初の1か月だけ

・○○曜日だけ

・会員限定

 

安易に全ての人に安いメニューを提供する必要はありませんし、

するべきではないです。

 

 

値段を安くするよりも、違う付加価値を

 

集客につなげたいならば、

値段を下げるよりも、別の価値を提供するべきだと考えています。

 

イメージ的にはこちらの記事に近いかなと思います。

大盛無料
サービスするなら”おかわり無料”よりも”大盛無料”集客のサービスをやるならば、 『おかわり無料』にするよりも『大盛無料』を導入するべきです。 理由は生産性が圧...

 

”無料ではなく違う方法を考える”

 

これも値段設定で重要な考え方だと感じています。

 

 

値段を安くすると安い客層になる

 

こういったことを書くのはなんですが。。。

 

 

安い価格にすると安い客層が集まります。

 

 

・”その人”は自分が来てほしいお客様か?

・自分はどのようなお店をつくりたかのか?

 

お店のことを考えるときに、

自分はこの2つは考えるようにしています。

 

 

値段を安くしてお店をやっていけるのはいいけれども、

自分のやりたいことはやれているか。

 

 

個人店がお店をつづけていくためには、

店主自身の信念がお店に表現されていることが重要です。

 

 

値段が安い(価値が低い)お店をやりたいと思っていますか?

 

 

一度安くすると値段をあげられない

 

以前こちらの記事で値上げについて書きましたが・・・

値上げを恐れない。個人店はしっかりと値上げをしていく。 「仕入れ価格もあがっているし、値上げしたいけど・・・。  でもなかなかできない。どうしよう・・・。」 ...

 

「値上げを恐れない」

とはいうものの、

実際値上げをするときはかなりストレスがかかります。

 

 

そのことも踏まえて、

 

・最初に高めに設定して、集客を後から考える

・最初に安めで集客をして、後から価格を上げる

 

どちらの方法をとるにせよ、

しつこいようですが価格設定は戦略的に行う必要があります。

 

 

自分が思うよりも、”少しだけ”高く設定しましょう

 

いろいろ書いてきましたが、、、

 

 

最初に価格を安く設定しすぎると、

あとあと必ず後悔します。

 

最初は客数が増えていいと思っていますが、

個人店がお店をつづけていくためには、、、

 

『客数よりも客単価』

 

たくさんのお客様に!というよりかは、

一人のお客様により価値を伝えていくほうが大事ではないかな?

と日々思いながらお店の運営をしています。

 

 

たびたびこのブログでも書いているように、

個人店は安売りではなく、

”高い価値で高めの価格で勝負をしていくべき”

だと考えています。

 

 

もちろん”適正な”ということが大事ですが、

メニューの値段は自分が思っているよりも、

”少しだけ”高くするのが大事かなと思います。

 

 

 

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