生産性

サービスするなら”おかわり無料”よりも”大盛無料”

大盛無料
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集客のサービスをやるならば、

 

『おかわり無料』にするよりも『大盛無料』を導入するべきです。

 

理由は生産性が圧倒的に違うからです。

 

 

前回も書きましたが、

個人店が長く飲食店経営を続けていくために、

これからは生産性向上は必須です。

 

 

飲食店の今後
2019年個人経営の飲食店で取り入れるべきこと【生産性・キャッシュレス・外国人雇用】2019年個人飲食店でも大事になってくること・・・ 【生産性向上・キャッシュレス対応・外国人雇用】 この3つ...

 

『より少なく、より大きく』経営していくためには、

効率よく高い価値を提供していく必要があります

 

 

 

「おかわり無料」と「大盛無料」

一見そこまで違わないように見えますが、

さまざまな面において違いをみることができます。

 

これからのテーマは「生産性向上」です。

サービスを導入するさいも、

どちらが生産性が高い?という観点も忘れずに取り入れていくべきです。

 

 

”おかわり無料”よりも”大盛無料”

 

おかわり無料は回転が悪い

 

 

当店は以前「おかわり無料」を導入していました。

 

その経験から”おかわり”は・・・

 

 

・来店客の食べ終わりがよめない

・回転が悪くなる

 

 

原価などの金額て来な問題よりも、

オペレーションにかかる負担が大きな問題だと感じていました。

 

 

チェーン店などでよくみかける、

「セルフサービス」でのおかわりにすればオペレーション上は、

よくなりますが、

 

お店のスペース上、

それを行うことが出来ず、

オーダーをしてもらってからの”おかわり”のシステムでした。

 

たしかに集客はできていましたが、

混みあった際はおかわりを提供するのに、

少し待たせてしまい、

それが回転を悪くする原因にもなっていました。

 

あのテーブルそろそろ空くかな?

と目星をつけていても、

”おかわり”があることにより、

予想以上に長い時間滞在することもよくありました。

 

 

おかわり無料目当ての客層はあまりよくない

 

おかわり無料はたしかに集客ができます。

ですが、

おかわりを目的に来店されたお客様は、

”正直客層があまりよくない”

というのも事実です。

 

「おかわりは無料だから」

と、とりあえず頼んで残す人もたくさんいますし。

 

タイミングが悪いと、

おかわりで回転が悪くなって、

入店できず変えられる方もしばしばです。

 

あまりよくない客層の方は、

こちら側も神経をより使う必要があります。

 

せっかく集客をしても、

それでいいのか?

というのがいつも自分の中にありました。

 

ということで当店では、

とにかく来店してもらう

という方向から、

当店を好きになってくれる人を集める

という方向に向かうことにして、

 

おかわり無料目的の方は、

当店のターゲットではないと思うようにし、

結局おかわり無料をやめることにしました。

 

個人店は、

あれもこれもと手を広げず、

しっかりと自分のお店のターゲットを絞って、

サービスに取り組むべきです。

 

無料にするなら”おかわり”よりも”大盛”

 

とはいうものの、

サービスが悪すぎてもお客様が来ないのも事実なので、、、

 

集客のためのサービスとしては、

 

『おかわり無料』にするよりも『大盛無料』を導入するべきです。

 

 

その理由としては、

生産性がかなり違うからです。

 

大盛無料ならば、

先にこちらがやることは終わらせることができるので、

オペレーションが悪くなることが少ないです。

 

そして、

さきほど書いたような、

 

・テーブルが空くタイミングが分からない

・回転が悪くなる

 

こういった問題も少なくなります。

 

当店も最初は安易に、

”おかわり無料”を導入してしまいましたが、

生産性を考えると、

”大盛無料”にするべきだったなと思います。

 

ただ、

いつも書いていますが、

”実際やってみないと分からない”

ということは多いです。

 

「とりあえずやってみる」

という精神は個人店んにはとても重要だと思っています。

 

とりあえずやってみて、

ダメならすぐにやめてしまいましょう。

 

自分のお店に合ったものを計画的に、

しかし、

スピーディーに、

いろいろと試していくことが大切です。

 

 

※サービスするなら、『曜日限定』・『対象限定』で

 

あとは、

サービスをするなら

曜日限定・対象限定にして、

”いつでも誰にでも無料”というのはやめるべきです。

 

・来てほしい人にむけて

・客数が少ないときに

 

やみくもにサービスをするのでなく、

目的意識をしっかりと持ってサービスをはじめるべきです。

(はじめるべきでした・・・自分へ向けて)

 

 

 

おかわりを大盛無料にするだけで生産性が上がる

 

無料のサービスはたしかに客数は増えます。

が、

無料を求める人は・・・

 

 

「その人は自分のお店に来てほしい人ですか?」

この質問は常に自分自身に投げかけていく必要があります。

 

外食産業はますますきびしくなっていき。

個人店はこれからは、

今まで以上に生産性を高めていく必要があります。

 

生産性を高めるには、

”時間を短く、しかし価値は大きく”です。

 

 

そのためには、

メニュー内容・作業・やり方を

一から見直していく必要があります。

 

 

いままで当たり前でやってきたサービスも、

本当にこのままでいいのか?

 

これから始めるサービスもそれでいいのか?

 

 

個人店がお店を続けていくには、

ムリをしないことが大切です。

より少ない時間でより価値を提供できるように。

そういった取り組みをしていきましょう。