小さな飲食店の店主のセイが、
ヒマな時間に経営に役に立ちそうなことを書いています。
最近は飲食店の”生産性”についても、
いろいろ考えています。
今は生産性向上のために機器の入れ替えや、
ITの活用を増やしていこうと考えています。
ということで、生産性向上の一環として、
最近6年目にしてようやく食器洗浄機を購入しました。
ようやくです・・・。
購入したのはホシザキJWE-400TUBです。
電源は家庭用電源でも使える100Vの単相タイプです。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/15d0368f.3c1d0878.15d03690.50b259f3/?me_id=1194236&item_id=10001000&m=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Frecyclemart%2Fcabinet%2F00653599%2Fjwe-400tub2.jpg%3F_ex%3D80x80&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Frecyclemart%2Fcabinet%2F00653599%2Fjwe-400tub2.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)
今回は食器洗浄機を導入を迷っている方に向けて、
(実際自分もかなり迷ったので。。。)
・食器洗浄機を導入した経緯
・実際に使用してみた感想
・食器洗浄機を導入するべきか?
ということについて書いてみたいと思います。
目次
食器洗浄機は導入するべきです
まず始めに、食器洗浄機を導入するか迷っている方がこれを読んでいたら、
すぐにでも食器洗浄機を導入したほうがいいです。
当店でももっと早くやれば購入すればよかったと思っています。
どうしてそのように思うかを書いていこうと思います。
まずは、今までどうして導入をしなかったかについて。
『本体価格が高くて手をだしづらい。』
これが最大の理由です。
あとは、
『絶対に必要なものではない。』
たぶん、今まで無くても問題なかったので必要性を感じなかった。
製氷機などと違い、絶対に必要なものではなく、
とりあえず今までも手洗いで済んでいて、
必要性を感じなかったことが導入していなかったもうひとつの理由です。
今まで無くても問題なかったのに
それがどうして食器洗浄機を導入することにしたか?
それは、生産性を上げるためでした。
食器洗浄機導入による生産性向上について
ここ1年くらいの間、
いろいろな作業の見直しをしています。
そのキーワードのひとつが”生産性”です。
![](https://kojinkuroji.com/wp-content/uploads/2017/10/パン.jpg)
ソフト面とハード面その両方から見直しを進めていますが、
その一環として、食器洗浄機の購入もひとつのテーマに上がりました。
3か月くらいの熟考を経て、食器洗浄機を導入することに決めましたが、
では、
食器洗浄機を導入することによって、
どれくらい生産性が向上したか・・・
実は、当店の場合、数値面で表すことが出来ませんでした・・・。
食器洗浄機を導入することによって、
人員を削減した訳ではないので。
(自分を含めて基本的な労働時間は決まっているため。)
なので、
数値上では表現することができませんが、
感覚面とアバウトな時間の表現になってしまいますが、
・手洗いの時間が減ってその他の作業に回す時間が増えた。
これが食器洗浄機を導入する最大の目的かと思いますが、
・高温での洗浄によって、洗い直しが無くなった。
手洗いだと急いで作業をするため洗い残しが出てしまう時がありました。
これが減りました。(もしあっても、もう一度機械につっこむだけです。)
・スプーンについていた、匂いもとれるようになった。
けっこうこれは重要で、手洗いをしていたときは時々油のにおいが残ってしまっていましたが、食器洗浄機の高温での洗浄をすることにより、匂いがつかなくなりました。
当然の話ですが、
手作業での仕事が減らしていくということが生産性向上のひとつのポイントです。
そのためには、食器洗浄機導入は作業時間を減らすということにおいては、期待以上の効果を出してくれたと思います。
それ以外に、想定外のメリットとしては、洗浄能力において手作業よりも効果があると感じている点です。もちろん、手作業の方が細かい作業をできるということはありますが。
高温でのお湯の洗浄効果がこれほど強いと思っていませんでした。
ただ、効果を最大限にするために一度つけ置きはするようにしています。
軽く汚れを落としてから洗浄機にいれています。
いずれにせよ、
業務用食器洗浄機は、当初想定していた以上に効果を感じていて、
なぜ早く導入しなかったのかと思っています。
デメリットについて 設置場所・作業の流れ・費用面
それでは、期待とと違った部分を含めてデメリットについてです。
・コップコップ・グラスは一度手洗いが必要。
洗浄機だけでは、口紅や油が残ってしまうため、ふちの部分だけ手洗いをしてから、食器洗浄機に入れています。
・途中導入だと作業の流れが悪くなる
営業し始めてからの導入だったので、設置する場所の作業上の導線が良くない状態で置いてあります。少しですが洗い物が滞ってしまいまs。これはどうしようもないのですが、営業開始後に導入した場合・そして当店のように居抜きで始めた場合のデメリットになります。
・費用面
今回約430,000円で購入しました。導入にあたっては当然この金額がネックになると思います。(ちなみに、メーカーのホシザキに見積を依頼したら1.5倍以上の提示でした。楽天の業務用厨房機器のリサイクルマートはいつも厨房機器を購入していますがおそらく最安値をで購入できます。アマゾンよりも安いです。洗浄機以外にも冷蔵庫・コールドテーブルなど、いつもこちらで購入しています。)
この価格は導入にあたっての一番のネックになると思います。
それ以外にも水道光熱費なども気になります。
—ホシザキのサイトの商品紹介ページより
当店においては、水道光熱費の導入後の結果としては、
・水道代4000円ダウン↓
・ガス代ほぼ変わらず。
・電気代7000円アップ↑
という結果でした。
もちろん月々で条件も変わりますし、まだ導入して2か月なのでなんとも言えませんが、
とりあえずランニングコストは毎月3000円のアップです。
購入費用とランニングコストの費用面に関しては、確実に増えました。
さらに当店の例で具体的にいえば、
430,000円を5年間で割ったとして、毎月約7100円の購入費用。
これとランニングコストの3000円を足して、
合計毎月約10,000円のコスト増です。
その費用と削減できた作業(時間)、どちらを重要と考えるかが、
このデメリットに対する答えになります。
ちなみに、設置自体も業者に依頼せず自分で取り付けました。
ホシザキに設置の見積もりをとったらなんと20000円!
それなら自分でやろうと。。。
成人男性一人でなんとか運べるくらいの重さです。
洗濯機が自分で設置できるのであれば多分大丈夫な作業だと思います。
唯一難しかったのは、給水菅の取り付けでくらいしょうか。
正面の足元の裏側にあるので、一人だと斜めにしづらく、
そして意外にしっかりとはまらなくて少しだけ苦戦しました。
![](https://kojinkuroji.com/wp-content/uploads/2018/06/20180609_115729127_iOS-e1528557403572-300x225.jpg)
足元のこの反対側にあります。
奥側に倒しながら取り付けたのですが、
上に力をいれるかたちなので、少し力がはいりづらいので要注意です。
あと、忘れてはいけないのが、このフレキパイプ↓です。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/16c03a56.835b9bab.16c03a57.d78fab61/?me_id=1267603&item_id=10085154&m=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fhaikanbuhin%2Fcabinet%2Fimage00549%2F24101414_01.jpg%3F_ex%3D80x80&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fhaikanbuhin%2Fcabinet%2Fimage00549%2F24101414_01.jpg%3F_ex%3D128x128&s=128x128&t=pict)
商品だけ買うと付属していないので別に購入する必要があります。
近くのホームセンターで事前に買いましょう。
長さは本体より大きいサイズで最低1000mmが良いと思います。
それ以外は排水ホースが2本あるので分かりませんでしたが、
テープがあらかじめ貼ってあるので排水用という方だけ排水菅と接続すれば大丈夫です。
食器洗浄機の中はどうなっている?洗浄機の洗浄は?
購入前にインターネットネットでいろいろ検索しましたが、
中がどのよになっているかなど構造に関する情報がありませんでした。
ということで、
中の画像を撮ってみました。
このように上下から強い水流で汚れを落とします。
まずは4分間くらい洗浄したあと、
その後1分くらいすすぎに入ります。
こちらもホシザキのサイトの商品の説明画像です。
洗浄機自体の仕組みとしては、
まずは水を本体のタンクに貯めて電気で温めます。
推奨されている洗浄の水温が50度から60度以上なので、
使用するためには、電源を入れたあとに温まるまで待たなくてはいけません。
だいたい1時間くらいかかっています。
もしくは、はじめから温水を接続するという方法もあるそうです。
洗浄機の洗浄に関してですが、
機器を取り外しての清掃は毎週1回だけ行っています。
(掃除をしたときに随時更新していきます。)
それだけでもいまのところ十分なように感じています。
プロペラ状の下にある丸い管を引き抜いて水を排出します。
奥にある残飯かごを洗います。
とりあえず、毎日やることはこれくらいです。
片付けは2,3分で終わります。
さきほども書きましたが、
全体の掃除は1週間に1回くらい。
これは10分程度の作業です。
結論 食器洗浄機は必要
今後お店を続けていくにあたって、
人の力が必要な部分は、もっともっと減らしていかないといけないと考えています。
そのためにはどうすればいいか?
ITの活用と機械の導入だと考えています。
機械の力によって生産性を高めていく必要があります。
もちろん導入にはお金が必要になってきますが。
生産性を高めるために機械を導入するか?
この質問は自分の時間とお金とどちらが大切か?
という質問と同じだと考えています。
今は自分の時間を大切にしていきたいので、
お金をかけてでも生産性を高めていきたいと考えています。
そしてその時間を使って売上を上げていくことができるのが、一番の理想です。
次はどうやって生産性を高めていこうか考え中です。
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