考え方

個人経営の店主がアルバイトを採用で見るべきポイントはひとつだけ

アルバイト採用
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アルバイト採用

 

アルバイト採用の時に見るべきポイントはたったひとつです。

 

それは、

 

初めて自分と会ったときに、

自分が感じがいいと考えている、”あいさつ”ができるかどうか。

たったそれだけです。

 

 

それ以外のところは正直どうでもいいというか、
面接だけで判断するのは難し面もあるので、
最初に感じた印象が合っているかどうかの、
話ながら答え合わせをする時間です。

 

会社勤め時代に10年間で1000人以上の
アルバイト面接をしてきた経験を、
今の自分のお店でも生かすようにしています。

アルバイトの応募が少ない今だからこそ、
間違った採用は個人経営のお店にとっては致命的なので、
それをいかに避けるかが大事です。

 

それでは、
アルバイトの採用をするときに、
どうして”最初のあいさつだけ見ればいいのか?”
について書いて行きます。

 

どうして最初のあいさつだけ見ればいいのか?

 

飲食店の店員にとって、最初の印象というのがとても大事です。
その最初の印象をつくるのがあいさつです。

それができない(自分が感じがよいと思えない)スタッフは、
お店で採用するべきではありません。

 

最初のあいさつが全て

 

自分は10年間で1000人以上面接をして、
そのうち200人くらい採用して一緒に働きました。

その結果として、自分の中にで固まったのが、
「あいさつは素質」だということです。

 

部下やアルバイトを育てるのが上司の仕事、店長の仕事、
というのはもちろん理解していますが、
接客業で一番教えるのが難しいのが、
「”感じのよい”あいさつ」だと考えています。

 

他の要素や仕事は教えられることが多いです。
ですが、
あいさつだけは、教えて”明るくなった”人はとても少なかったです。
もちろんゼロではないのですが、
あいさつばっかりはもともと本人が持っている、
素養というか明るさのようなモノがもろに外に出てくると思っています。

その”あいさつ”が自然にできるかどうか?
それだけを面接では見るべきです。

 

新しく採用するスタッフの人にとって、
面接をする人(自分)は、ある意味最初の”お客様”と一緒です。
その人に対しての”あいさつ”がどうかを見ていれば、
採用した後のお客様への接客もどうなるか予想がつきます。

 

「面接だから」
「緊張していたから」

そんなことは全く関係ありません。
全く関係ありませんでした。

面接であいさつがいい人は、
お店に出てからも”当然”いいあいさつをお客様に向けてしてくれました。

もちろん期待外れ?の人もいましたし、
逆に、少し暗めで少し心配だった人でも、
予想に反してあいさつが良かった人もいます。

 

自分も最初は手探り状態で試行錯誤で面接を重ねていましたが、
少しずつこのことに気がついてからは、
採用がうまくいくようになってきました。

 

大事なのは自分と合うかどうか

 

”いいあいさつ”と言われても難しいですよね。

 

”いいあいさつ”とは、
”自分が感じて、いいあいさつ”がでいいと思っています。

自分が店長としてやっていたときもそうでしたが、
特に自分でお店を始めてから思っているのが、
お店の雰囲気と合うということが非常に大切です。

その人がいいか悪いかでなくて、
自分の店と合うか、
つまり自分の価値観と合うかどうかが、
少ない人員で運営していくのに必要な要因です。

 

面接のときに少しでも違和感を感じた場合は、
そのときどんなに人手不足でも採用してはいけません。

絶対に後で後悔します。
自分も採用に慣れていないころはよく失敗をしていました。

少しでも違和感を感じた人は、
結局仕事が始まっても、お互いギクシャクして、
だいたい長続きしません。

 

みんなの時間のムダです。

今どれだけ人手が足りなくても、
性格が合わない人に物事を教える手間の方が大変です。

その価値観が合うかを見極めるのが、
最初に会ったときに感じる”あいさつ”です。

 

それ以外の時間は確認作業

 

最初のあいさつである程度判断をしたあとに、
面接が始まりますが、、、

面接の時間を使ってやることは、
最初の印象が間違っていないかの答え合わせです。

 

学生さんなら学校の話をしたり、
主婦の人なら今までの仕事の経験を聞いたりします。

が、

そういったことを聞いても実際の仕事ができるかできないかには、
全く持って関係がありません。

この世間話のようなことを話しながら見ているのは、
最初に感じた印象が正しいかどうかです。

 

最初のあいさつは良かったけれども、
意外に話している間は目を合わさないなとか、
笑顔が全然でてこないなとか、
そういった点です。

難しいのは、
最初のあいさつがいまいちだった人が、
面接中は感じがいいとき。

これは難しいです。

採用してみて、
実際いい接客の人もいましたし、
そのときが演技がうまくて仕事はやっぱりいまいちという人も。。。

 

応募が少ない今だからこそ、ムダな採用をしないように

 

最近はどこも人手不足で、
特に飲食店は人手が集まらなくなりつつあって時間が経ちます。

 

今回はアルバイトの”選び方”について書いてきましたが、
実際選ぶ選択肢は少なりつつあるのかもしれません。

 

そういったときだからこそ、
お店と合わない人を採用している余裕はありません。

 

育てている時間も、
スタッフと合わなくて精神的につらい時間も、
全てがムダです。

 

少ない資本、少人数で運営していく個人経営のお店にとっては、
少しの時間のロスも致命的です。

 

自分と合う人が採用できて、長くお店を続けてくれること。
それが採用の理想ですよね。

そういった人と出会えるように、
どんな”最初のあいさつ”が自分にとっていいかを
常に考えていくことが大事です。

 

「どんなアルバイトの人を採用したいですか?」

それではまた。