集客と販促

個人店にとって食べログの広告効果はほぼ無くなりつつあると思う。やっぱり効果がある宣伝は・・・

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客数を増やすために広告にお金を使おうかなと思っていて、
その選択肢にまだ食べログが入っている飲食店店主の方、

2018年8月現在、個人飲食店にとって(特に地方のお店)食べログへの広告掲載は価値はかなり薄れていると思います。

 

食べログについては以前にもいくつか記事を書いています。

https://kojinkuroji.com/tabelog/

 

このとき試しに使ってみたものの、
ほとんど効果を感じることができず、
もともと有料の食べログ広告については効果をあまり賛成ではない立場です。

その上さらに、
最近、目にみえて食べログの集客力が落ちていると感じています。

理由は、、、次に書きます。

 

食べログで飲食店を調べている人が減ってきている

 

これは食べログの無料会員でも見ることができる、
当店を含む”エリアごとのPVランキング”です。
(黄色の35位が当店のページランクです。1日200件ページくらい見られています。)

 

食べログのPV


食べログでは無料会員でも料理ジャンルが混ざった近隣エリア(周囲2,3駅くらい?)の、
お店のページが見られた数のランキングを見ることができます。
有料だとそれ以上見ることができますが、必要ありません。。。

毎月このランキングと閲覧数を見てふむふむと思っています。
経験上、実際売上の良しあしと閲覧数は関連しているのは事実です。
(が、それでも有料はやる必要ありません。)

 

どうして食べログの集客数が落ちてきていると感じているかというと、
2,3年前だと現在の閲覧数6,715ですとエリアランキングは50位以下でした。
それが同じ閲覧数で35位まで上がってきているからです。

どういうことかというと、、、

 

当店は調べる数が減っていない(検索数・売上ともに維持している状態)中で、
食べログ全体の閲覧数が落ちてきているからだと思います。

他のお店の売り上げなどが分からないので何ともいえないのですが、
当店は売り上げは開店以来少しずつ上がっていますが、
食べログの閲覧数はある一定のところで止まっています。

 

ここから分かることは、
お店を検索してくれている人は増えているにも関わらず、
食べログの閲覧数は増えていない=食べログの閲覧数が減っている?
ということでした。

 

食べログの有料プランをやる必要がない理由

ということで、登場するのが冒頭のツイートです。

先日なんとなくそんなことを感じていたら、
ツイッターでこのイートが流れていました。

 

目に見えて利用者が減っている状態でした。
何となく自分が感じていたことと実際の数字が合った状態で、
とても納得しました。

 

食べログ”オワコン”と言われ始めてしばらく経ちますが、
今後もおそらくこの傾向は続いていくと思います。

 

お店の情報を調べるという目的ではしばらく使われると思いますが、
ページ情報への信頼性の低さや”お店の点数”への不信感などが少しずつ重なって、
新しいお店を探すツールとして利用していく人は減っていくと思って

 

個人飲食店の”広告”、効果があるのはSNS!ではなく・・・

 

最近ではインスタグラムを代表とするSNSでの宣伝が中心になってきていますが、
都心部・繁華街ではない場所でまだまだ効果があるのが、
ポスティング(チラシ配布)だと思っています。

 

若い人向けにSNSでの集客ももちろんやりながら、
売上の基盤となる近隣の方に向けての集客が個人店では大切です。

https://kojinkuroji.com/posting/

 

インスタグラムできれいな画像を流せば、少しは確かに来てくれます。
ただ、インスタグラムを見て来るお客様は固定客になることはほぼありません。
そういった方はインスタグラムを見てすぐに他の店に行ってしまいます。
(もちろん中には常連になってくれる人もいますが、、、ほんの数パーセントです。)

 

結局、日々来店してくれるのは地元の近隣に住んでいる方たちです。

そういった常連になってくれる方たちはわざわざSNSを見て来る人の方が少ないです。
(当店でよくあるのは、SNSで散々臨時休業を流しているのに当日来店されてしまって、
「この間やってなかったよ。」と言われることです。)

そういった地元の方にアプローチをする方法としてポスティングというのはまだまだ効果がある宣伝方法です。

 

今回は一応「食べログについて最近思ったこと」がメインなので、
宣伝についてはまた書こうと思いますが、

楽にSNSで宣伝を展開するのもいいですが、
少し手間がかかる方法で販促をするのもお店にとっては必要かもしれません。

 

地元客で基盤を作りながら、
SNSを使って少し遠い場所からも来店してもらう。
狙い通りのお客様に向けて色々な手法を使いわけていくのも個人店が生き残るには必要です。

 

 

「まだ食べログに広告を出しますか?」

それではまた。