考え方

メニューが○○してあるだけで、お客様が再来店。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 

個人店店主がヒマな時間に、

小さな飲食店の経営について書いています。

 

メニューブックは片づけない

 

今日は先日書いたメニューに関してやっていることで、

もうひとつ、別の取り組みについて書こうと思います。

 

先日の記事はこちら

 

前回は、

「メニューブックは人数分用意する」

ということについて書きましたが、

 

今回は、

「ランチもディナーもメニューはずっとテーブルに置いておく」

です。

 

違う時間帯のメニューが置いていないのが問題。

 

レストランに食事に行った時、

料理を注文した後、

少し手持ち無沙汰になりますよね。

 

オーダーをして、

メニューを下げられて、

というような感じで。

 

その後は、

一緒に来ている人と話したりもしますが、

一人の場合はやることもなく、

スマホを見ていたり。。。

 

自分の場合は、

ランチだったら、

「ディナーはどのようなメニューがあるのかな?」

とか、

ディナーだったら、

「ランチはどのようなメニューがあるのかな?」

と気になるので、

 

「ディナーメニュー見せてもらえますか?」

とわざわざ聞いて、

持ってきてもらう事もよくあります。

店員さんが忙しいと、

聞くのも悪く声をかけられず、

見られずじまいという事もよくあります。

 

せっかく足を運んでもらっているのだから、

 

小さな個人飲食店にとっては、

一人来てもらうのも大変な話ですよね。

実際。。。

 

一人来てもらうのに、

どれだけ費用と気をつかっていることか。。。

 

それなのに、

せっかく、もうすでにお店に足を運んでもらっているお客様に、

アピールをしないのはもったいない話だと思っています。

 

そもそもランチは、

ディナーの食材を回す、

という理由もありますが、、

お店に足を運んでもらって宣伝をするため

といった理由もあります。

 

それなのに、

ディナーメニューをテーブルに置いていないお店が

とても多いことに気づきました。

 

ランチはランチで売上を稼いで。

ディナーはディナーで売上を稼いでというのも大事ですが、

当店では、

良い循環を生むための取り組みのひとつとして、

違う時間帯のメニューを必ずテーブルに置いています。

 

全く来てくれるかどうか分からない外向けの販促も、

新規顧客獲得のために大切ですが、

すでに少しでも興味を持ってくれている方に、

自分の店の事を伝えていくことも、

重要なことだと考えています。

 

置くだけで再来店につながるきっかけに。

 

当店では、

各テーブルのスタンドに1つずつ違う時間帯のメニューを

用意するようにしています。

 

お客様の様子を見ていると、

オーダーを終わったには、

違うメニューブック開いてご覧になっている光景を、

よく目にします。

 

メニューブックの情報から、

会話のきっかけになったり、

実際、メニューをご覧になってくれたために、

ディナーに来てくれた方もたくさんいらっしゃいます。

 

はじめはランチばかり来ていたのが、

当店に魅力を感じてくれるようになって、

ディナーに通うようになってくれた方々も。

 

もちろん、

テーブルのスペースの問題もありますし、

ディナーにランチのメニューが置いてあると、

”ディナーの価格が高くかんじてしまう”

などのデメリットもあります。

 

「ランチ安っ!?」とか「ディナー高っ!?」

という声はちらほら聞こえます。

 

 

お客様に自分の店を知ってもらう。

 

せっかく、

お越しいただけているのだから、

せっかく、

時間があるのだから、

オーダーから料理が出てくるまでのヒマな時間帯も、

お店の事を知ってもらうきっかけに

きっかけに使わないのはもったいないです。

 

せっかくご覧いただいたお客さんなので

より自分の店のことを、

知ってもらえるようにつなげていきたいものです。

 

 

 

スマホを見る時間より、

お店に関係するものを見せる時間を。

 

もしかしたら、

実はスマホで自分のお店の事を調べてくれているかもしれませんが~笑