考え方

メニューを人数分用意すると、客単価が上がる理由

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

小さな飲食店の店主がヒマな時間に、

経営の役に立ちそうなことを書いています。

 

メニューを人数分テーブルに置くようにする

 

当店では、

メニューブックをテーブルの数だけでなく、

出来る限り、

テーブルに座ったお客様の数だけ、

お渡しするようにいています。

 

実際、

そんなに必要ない、

そんなに用意できない、

という考えがあるのは分かります。

 

ですが、

当店では人数分メニューを用意するようになってから、

確実にオーダーいただく数が増えました。

 

どうしてかというと、

お客様ひとりひとりが、

それぞれがゆっくりと、

自分のオーダーを考えられるからだと思います。

 

自分が注文する立場になったらどうでしょう?

仲の良い友人同士ならともかく、

仕事関係の人や、

人数が多かったときなど、

メニューブックのが少なくて、

好きなものを選べなかったことはありませんか?

 

自分は次の人が気になって、

ゆっくりメニューを選ぶことが出来ません。

次の人の事を考えてしまって、

けっこう適当にオーダーしたりしてしまいます。

 

あとで、

あれ頼みたかったなぁ、

とか、

あれ”も”食べたかったなぁ、

と思うこともよくあります。

 

そのような際も、

各自がメニューを持っていれば、

ゆっくりとメニューを選ぶことができ、

サイドメニューもオーダー出来ます。

 

それと同時に、

「あれにすれば良かった」

というような事も少なくなり満足度も上がると考えています。

 

結果的な話だと思いますが、

お店のオーダーしてもらいたものを、

選んでもらえる可能性も高くなると思います。

 

 

若干、手間がかかる(笑)

 

問題点といえば、

オペレーションと金額的なものだけでしょうか。

 

メニューブックを数多く用意するには、

そもそも作成をしなければならない、

という点もありますし、

内容を更新をする際に少し手間が生じます。

もちろん費用的な面も。。。

 

あとは、

出して下げての管理のオペレーションは意外に面倒です。

 

ただ、

実際やってみると、

「全員分メニュー用意してくれるんだ。」

という驚きの声をけっこういただけます。

 

他店ではこの取り組みはあまりやっていないようですね。

 

 

「メニューブックを人数分用意する。」

 

ちょっとした手間と費用だけで、

 

客単価アップ満足度アップ

二つの満足度を上げる事につながっています。

 

さすがに、

居酒屋さんなどでで全員分という訳にはいかないと思いますが、

レストラン、カフェでは、

一度検討してもよいのではないかと思います。

 

★楽天でメニューブックを探す★

アマゾンでメニューブックを探す