個人店店主が、
ヒマな時間にお店の経営について書いています。
サラリーマンから独立した後の気持ちについて
この間テレビを見ていたら、
独立をする前に勤めていた会社が
ある番組で特集されていました。
「いま絶好調の!!~」みたいな感じで。
そういうのを目にすると、
「自分がいたら何をどのポジションでやっていたかな?」
とか思います。
まだお店を始めて間も無いころは
責任感、高揚感などでいっぱいなので、
特にそういったことも無いかと思います。
ですが、
お店を始めて時間が経つと、
慣れや停滞なども、
どうしても起きてくるので、
いろいろ余計な事も考えてしまうことが増えるのも事実です。
特に、
売上がいまいちで、
ヒマな時間が多いとよくそうなりますね。笑
当店は、
お店がうまくいってない訳ではないけど、
やっぱり他を気にしてしまうこともあります。
会社員時代と独立後のギャップ
自分もそうですが、
(自分で言うのも何ですが、)
会社員時代バリバリやっていた人ほど、
個人経営を始めると、
それまでとやれることのギャップが大きくなります。
企業と個人店では、
規模が圧倒的に違うので、
やりたいことも意外に思うようには出来なかったりしますし、
やれる範囲もかなり小さくなったりします。
今、
自分も後悔をしてはいませんが、
テレビに映るかつての同僚の姿を見ると、
うらやましく思ってしまうのは事実です。
そんな時は、
自分の立ち位置を再確認したくなります。
となりの芝生が青く見えた時の魔法の?言葉。
やっぱり前の方が良かったかなと思ってしまったとき。
そういう時は、
この質問を自分自身に投げかけています。
「今、楽しんでる?」
自分の心に聞いてみて、
答えが
「楽しくない」
そう思ってしまった時には、
すぐに違う事を始めようと思っています。
「楽しめてる。」
なら、
とてもいい状態です。
ちなみに今は、
「なんだかんだ楽しいかな。」です。
ということで、
もう少し続けられそうです。笑
となりの芝生より自分の芝生
自分の理想通りいっていないときは、
他が良く見えるものだけど、
どんな状況でも、
自分の気持ちの持ちようが大事だと思っています。
横や過去を見れば、
いくらでも
となりの芝生は青く見えます。
ですが、
となりの芝生が青いか青くないかは、
あまり重要ではなく、
足元の芝生が大事だと思っています。
見るのはとなりではなく、
自分の足元の芝生。
「自分の芝生は青い?」
独立後は常に自分への問いかけを大切にしています。
☆最後に
余談になりますが、
テレビの同僚をうらやましそうに見ている自分に対して、
パートナーが、
「古巣がこんなに大きくなって良かったね。」
「自慢できるじゃん」
と。
いい言葉をもらいました。
となりの芝生も、足元の芝生も両方青いのがいいですね。