生産性

週休3日で営業している個人店の話

週休3日の個人店
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飲食店経営7年目のセイがお店の経営に役に立つ話を書いています。

 

今日は「飲食店の働き方改革?・・・週4営業ランチのみ営業のお店」について書いてみようと思います。

 

男性に比べて体力がない女性の方や、今後の飲食店の働き方の参考になるかと思います。

 

 

ちなみに、以前このような記事も書きましたが・・・。

週休2日 飲食店
個人経営の小さな飲食店が、定休日を週2日にすべき理由「定休日は週2日にするべきだった。」 未経験から営業を始めて7年、 何も分からないまま試行錯誤でやってきたので、 毎日...

 

 

今回自分の考えをさらに上回る週3日休み(週4日営業)で開始したお店があると聞き、その方法について共感したので、今日はそのお店について書いてみようと思います。

 

 

今日は「週休3日の個人店」です。

店主さんは女性の方なので、女性が個人店を始める方法としては選択のひとつとしてはいいのかなと思っています。

 

 

どのように週休3日で営業しているか

 

どのように営業しているかお店の概要ですが

 

・メニューは1品のみ日替わりで1500円

・11時30分から、なくなり次第終了

・宣伝はフォロワー1500人のInstagram

 

このような感じになります。

 

 

成り立つのか計算してみた

 

実際に成り立つのか見積もりを計算してみました。

 

・家賃…100,000円(仮定)
・水道光熱費…50,000円
・保険…5,000円
・消耗品、雑費…30,000円

必ずかかる固定費が185,000円です。

 

それに加えて、

 

・仕入れを売上の25%
・収入300,000円

 

としてみました。

 

毎月必要な売上が650,000円となりました。

 

それを商品単価の1,500円で割ってみると、

 

650000÷1500=433

 

毎月433人の来客が必要なので、毎月16日営業として…

 

433÷16=27

 

1人27人の客数が必要です

 

どうでしょうか?

 

考えられることとして、

 

・1人で27人をさばくことができるのか?

・毎日27人来店するのか

 

こういった点が問題になってくるのかなと思います。

 

 

実際いまのところお昼で売り切れずに夜まで営業しているようで、日によってまちまちのようです。

 

 

週休3日には準備も大切

 

こちらのお店はもともと「間借り」で営業をしていて、固定客をつかんでからのスタートでした。

ということでInstagramのフォロワーも多いですし、根強いファンの方も多くいるようです。

 

最近の時代を反映したやり方のひとつかなと思います。

 

とても興味深いやりかたなので、ぜひ成功させてもらいたいと思います。

今後も引き続き注視をしていきたいと思っています。

 

 

これからの個人店の営業方法のひとつとしてはよいと思う

 

ちょうど先日日本マイクロソフトも週休3日を取り入れるという発表がありました。今後は日本でも「働きかた改革」が進んでいきそうです。

 

進んでいくとともに、進まないところとの差も顕著に表れてきそうですが。。。

 

そういった中で個人飲食店の週休3日の営業の取り組みはとても面白いものだと思います。

 

飲食店は体力勝負なところもあるので、今後も生産性をあげて働く時間を短くしていく必要があると考えています。

 

特に女性の方でお店を始めようと考えている人は、ぜひ取り入れたい考え方のひとつです。