飲食店経営7年目のセイがお店の経営に役に立ちそうな話を書いています。
今日は飲食店を経営するときに大切なことのひとつ「仕入先選び」についてです。
そんな大切な仕入先ですが、「安い」という理由であちこち仕入先を変えていませんか?
もちろんコスト管理をするのは大切ですが、、、
「安い」のを理由に仕入先を変えていると後で後悔します。
理由は、
・「安いモノ」には理由があって続かないからです。
お店を安定して続けていくためには”安定して供給してくれる”というのも重要なことのひとつです。
ということで今日は、
「値上がりしたからといって、仕入先を変えていいの?」
ということについて書こうと思います。
仕入先はころころ変えてはいけない
自分も開業をした最初のころは、経費節約を目的として「安い」を理由に仕入先を変えていました。
ですが、
今では安いことを理由に仕入先を変えないようにしています。
理由としては、
・「安いモノ」には理由があって続かないからです。
お店を続けていくためには、安定して供給してくれる業者さんの存在というのが重要です。
安い業者には安い理由がある
お店を経営していると業者さんから飛び込みの営業や、電話での売込みがけっこうあったりします。
特に加工品で全く同じモノだったりすると、値段の安さは魅力的なときもあります。
”同じモノ”でなかったとしても、安く仕入れられることに心が揺れることも・・・
ですが、
そういった「安さがウリ」の業者はけっこう対応が遅かったり、納品を間違えたりします。
結局、商品が切れてしまう
実際にあったことですが(よくあったこと)、、、
安い業者は対応が悪いだけでなく、一時期安い価格で納品できていた商品も品切れをひんぱんに起こしてしまったりします。
結局注文したあとに商品がないということが分かり、前の業者に戻ったり他の業者を探したりすることに時間を取られてしまいます。
代替えの納品に間があいて、メニューがつくれなかったこともあります。。。
少しだけ安い価格の代償としてそれだけの時間がとられてしまうのは正直厳しかったです。
より安いところを探すようになってしまう
安さを自分の基準にしてしまうともう一つ悪いことがあります。
「より安いところを探したくなってしまう」ということです。
再度仕入先を探すのと同様に、業者探しに時間がとられて結局時間というコストがかかってしまいます。
飲食未経験で始めた自分は、開業当初は少し先のスーパーに10円安い牛乳を買いに行っていました。
今思うと・・・
貴重な資源の「自分の時間」という見えないコストを大事にするのを後回しにしていました。
そういったこともあり、今では買い出しの時間が必要なないインターネットで仕入もやったりしています。
意外に楽天市場も使えるサイトなので一度チェックしてみるべきです。(自分は楽天市場大好きな人間です。)
こういったものも楽天市場で購入しています。
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安さよりも続く信頼を大切に
”個人店を続けるために”というテーマでこのブログを書いていますが、”続く・続ける”ということが取引先にも求めたほうがいいです。
自分のお店で考えてみてください。
”安い”という理由で来てくれる人ばかりだとお店は続けていくのは難しいですよね。
安定して続けていくためには、「それなりのコストもかけることも必要。安さばかりを求めないようにしたい。」このことも大切な考え方かなと思います。
もちろん、お金のない個人店は仕入に使う費用も限られているので難しいのですが・・・
「安物買いの銭失い、安物買いの時間失い」これにはならないように気をつけたいものです。
そのあたりのバランスも考えながら経営をしていこうと思っています。。。
ブログを書いていて改めて思いますが、個人飲食店の経営って本当に難しいですね。。」。