生産性

【お店の作業性を高める】「トライタン」のコップを導入した感想

サイゼリヤ トライタン
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「トライタンのコップってどうなの?」

 

当店では先日、水を提供するグラスを、

ガラスからトライタン製に変更しました

 

今日は、トライタンを実際に店舗で使用してみた感想について書いてみようと思います。

 

率直な感想としては、

このブログの記事にしてしまうくらい変えて良かったと思っています

 

 

特に、

忙しいときに限っておきる、ガラスのコップの破損。。。

当店でも開店以来地味に悩まされてきましたが、

トライタン製のコップに変更したことによりその悩みが解消されました。

 

など、

それ以外にも使用しはじめて感じたことがいくつかあるので、

 

今回は「トライタン製のコップを導入してみた感想」について書いてみようと思います。

 

ガラスのコップの破損にお悩みの方に参考になればと思います。

 

 

トライタンのグラスを導入したきっかけ

最初に「トライタン」を知ったのは

去年の11月くらいに行ったサイゼリヤがきっかけでした。

サイゼリヤ トライタン

サイゼリヤは時々行っているのですが、

以前はたしかガラスのコップを使っていたはずなのに、

いつの間にかメラミン?に変わっている。

 

と思って調べてみたら・・・

 

サイゼリヤ/割れにくい「樹脂製食器」を全店に導入/流通ニュース

 

2018年6月25日に全店導入をしたようです。

 

そもそもトライタンとは?

 

ところで、

「トライタン(tritan)」て何?

という話ですが、

 

Tritan™「トライタン」は、透明性・耐薬品性・強靭性・成形性・耐熱性を兼ね備えた新世代のコポリエステル樹脂です。

トライタン特長/長瀬産業HPより

 

youtubeではこのような比較動画もありました。

 

バットで叩いても割れないみたいです。
(自分で実験する勇気はありませんが・・・)

 

トライタンは、メラミンなどよりもさらに、

頑丈さが特徴の耐久性に優れた素材とのことです。

 

なぜトライタンに変えたか

 

もともと自分屋お客様の不注意による落下などの、

グラスの破損については頭を悩ませていたのですが・・・

 

昨年、食器洗浄機を導入してから

洗浄の際に衝撃が加わるためか?

最近になって何もしていなのにグラスにヒビが入っていることが多くなり

1週間で5ケヒビが入っていたこともありました。。。

 

そういったこともあり、少し頭を悩ませていたときに、

さきほど書いたように偶然サイゼリヤのトライタン製のグラスと出会いました。

 

いろいろ調べていくうちに、

耐久性に優れた素材ということを知りました。

 

少しだけ購入してみて試しに導入をしてみましたが、

その結果、

これまでの悩みを解消できると判断して水のグラスをトライタン製に変更しました。

 

トライタンに変えてよかったこと

 

トライタンに変更してみて良かったことを少し書いてみます。

 

割れないので扱いが楽

 

トライタンの特徴のひとつである耐久性。

ガラスと比べてしまうと当然ですが、

落としてしまっても割れないので扱いが楽です。

 

ガラスだと忙しいときにもかなり気を使いますが、

トライタンだと気をつかわなくて済むので作業性も向上します

 

忙しい中でコップが割れてしまって時間をとられたり、

ゆっくりと持ち運びする手間がなくなるので、

余計な作業がなくなるのはかなり助かっています。

 

割れないのでコストが安い

 

ガラスのコップは割れます。

 

どれだけ気をつかっていても、

ガラスのコップは営業をしていると確実に割れます。

 

その結果もちろん補充が必要になり、

少しずつ費用がかかり続けてしまいます。

そこまで高くないものとはいえ、

地味に出費はいたいものです。

同じモノを買いに行くのもけっこう手間だったりしますし。。。

 

それと同時に、

飲食店の食器類に関して意外と抜けがちなのが、

「おなじものが売っていない問題」です。

 

飲食店を始めたばかりのころはあまり気づきませんが、

コップをはじめとしてお皿が少しずつ割れてしまいはじめたころ、

開業当初に揃えた食器類と同じモノが買えない

ということに気づきます。

 

世の中には”終売”という言葉があって、

どんどん終了していきます。

特に最近はその流れがどんどん加速しているのではないでしょうか。

 

ということで、

同じ食器(今回の話の場合はグラス)を買い続けるのも難しく、

それを”探す手間”というのも見えないコストになっていきます。

 

少し話はそれますが、

営業年数を重ねると、

こうして不ぞろいの食器たちが増えていってしまいます・・・。

 

これを解決するビジネスって何かないでしょうか???

というのはまた別のお話です。

 

トライタンのデメリット

 

さて、

使いはじめて良かったと思う”トライタン”ですが、

不便な点やデメリットは何かというと、、、

 

少し”安っぽく”感じる

 

少し”安っぽく”感じてしまいます。

 

 

この点が導入に際して一番悩んだ点です。

 

 

見た感じはほぼ一緒なので問題ないですが、

持ってみると軽いので少し”安っぽく”感じます

 

印象としては”100円均一のプラスチックのコップ”

と同じような感じです。

(耐久性はもちろんトライタンの方がいいです。食器洗浄機も100均のモノはすぐに線がはいってしまいますが、トライタンはほぼほぼ無傷です。)

 

 

ガラスの重厚感から、トライタンの軽い印象へ。

これはお店の方向性との兼ね合いにはなるかなと思います。

 

正直かなり悩みました。

店内での話し合いと妻にも相談した結果導入することにしました。

 

こんな内容のことも書きましたが、、、

夫婦で飲食店を経営 失敗
夫婦で飲食店を経営をスタートしたのは失敗でした 「夫婦でお店をやっていけば経営が楽かな?」 そういう風に思ってお店を始めようとしている方いませんか? ...

こういったときには妻の存在は助かります。

 

ちなみに、

トライタン製のワイングラスもあるみたいですが、

これはさすがにお店で出すのはどうなのかなと思います。。。

 

 

軽いのですべる可能性もある

 

さきほども書いたように、

トライタンは良くも悪くも少し軽いので、

ガラスのコップと比べてバランスをとりづらく、

ガラス製とはまた別の理由で、

手をすべらせる可能性があるかな?

ということも感じています。

 

それでも、

ガラスのコップをひっくり返すよりは、

数十倍良いと思うので、
(お客様にもお店にも)

気にはなりますがやむを得ない点かなと思っています。

 

TWITTERでトライタンを検索してみました

 


ちなみにこちらの「黒かどや」さんは、

個人で飲食店経営をする方には面白いアカウントです。

時々のぞかせてもらっています。

 

自分が感じていることと同じようなことを、

なかなか強い口調で言語化しているので共感しながらも、

ここまで言いきれてすごいなとも思います。

 

他にも「なるほど」、勉強になることもよくあります。

 

トライタンは、今後の作業性の向上にもオススメです

 

”個人店をつづけていくために参考になることを”

というのがこのブログのテーマのひとつです。

 

お店をつづけていくためには、

いかに作業性を高めて”楽をするか”を考えていくことも重要です。

 

若いときには体力でなんとかなったことも、

年を重ねるにつれて少しずつ動きも遅くなります。

 

そういった中で、

どれだけムダを減らしていくかも、

個人店をつづけていくためには大切です。

 

今回導入したトライタンもいまのところは、

問題もなく移行することができていますし、

結果的に毎日作業を少しずつ楽にすることができています。

 

とりあえずのところ、

あわてて手がすべってコップを割るという心配はなくすことができました。

 

これからますます人手不足になっていく飲食店にとっては、

こういった作業の見直しも必須になってきます。

 

「一度、トライタンの導入を検討してみてはどうですか?」

それではまた。