「あっ、あそこに歩いている人、ウチのお客さんだ。どうしようかな~」
こういうことけっこうありますよね。
地域密着でお店を経営していると意外に多いのが、
お店の外でお客様とばったり出会うこと。
近所のスーパーに買い物に行ったときや、
その帰り道なんかにお店のお客様と会うことがけっこうあります。
軽くあいさつをするくらいだったらいいのですが、
少し立ち話になったりすることもあります。
それって、、、
けっこう自分にはストレスになってます・・・
全然気になりませんか?
全くストレスにならないという店主さんは素晴らしいと思っています。
とても尊敬します。きっと接客業に向いているんです。
お店の中ではそれなりにやれているけれども、
こういうときに、自分てやっぱり接客が苦手なのかなって思います。
そんな接客が苦手な店主でも、
毎日頭を使って試行錯誤していると、なんとか7年間もお店をやれているもんです。
接客不向きの店主がどう”かわして”いるか?
こんな”ヤツ”でもお店を7年間続けられるんだ!?
と接客が苦手な方は安心してもらう話です。。。
どうしてお店の外でいお客様と会いたくないか?
単刀直入に言うと、面倒くさいというのが本音です。
接客業やるな!とか言われそうですが、、、
ともすれば、
こういった負の感情は”プロとしてありえない”とか言われてしまいがちですが、、、
自分はこういったマイナスの感情を自分自身で認識することも経営には大切だと感じています。
嫌なことを我慢する。
とても素晴らしいことのように聞こえますが、
これがストレスやプレッシャーにつながっていき、
いつの間にか体と心を壊す原因になっていくことにつながっていくと思います。
これが、飲食業をやる上で問題のひとつだと思っています。
「接客業なんだから仕方がない。」
飲食未経験で始めた立場からすると
これってけっこう危険な考えではないかなと思っています。
面倒くさいと思ってしまう事実を、
自分の中に隠す必要はないと思っています。
あるのに無いと思いこもうとすることの方が問題ではないでしょうか?
できるだけ避けるために・・・
できるだけ避けたい気持ちはあるのですが。。。
ベストは「会釈をしてすれ違う。」
だと思っています。
接客不向きと言いながらも、
それでも接客業を長いことやってきているので、
まわりはいつもキョロキョロするクセがついています。
大体こちらが先に気がつきます。
お互い気がついているのに何もしないというのが最悪ですが、
(さすがにそんなことはやらないと思いますが・・・)
軽くあいさつをするくらいが、お店の印象的にもベストです。
ただ、けっこうやっているのが、
「最後まで気づかないふりをする」です。
向こうから話しかけてきたときに、
必要以上にびっくりして元気にあいさつをするようにしています。
そもそも気づくためには、
お客様の顔を覚えていないといけないので、
お店の時点でこの話は始まっていますね。やっぱり・・・。
お客様の顔を覚えて、
街でもキョロキョロする。
自分で書いて気がつきましたが、
けっこう普段から気をつかっているようです。
飲食に限らず経営をしていくには、
普段から頭を働かせ続けるのが大事ですよね。。。
ちなみにですが、
至近距離で目があったときはお店モードです。
お店に来た時のような元気の良さで”接客”をします。
そして、帰り道でどっと疲れがでると・・・。
まあ基本的には、常にお店モードがいられればいいのですが、
うまく気を抜いていかないと続けていくことができないのも現実なので、
メリハリをしっかりとしていきたいものです。
実際、うまくやればお店の印象もよくなります・・・
「街でばったり会うお客様」
避けたい気持ちもありますが、
実際うまくやれば来店要因につながります。
「お店でも感じがいいけど、外でもやっぱり感じがいいね」
ですとか、
「そういえば、最近行ってなかったな。」
ですとか。
けっこう街でばったり会ったお客様って近いうちに来店してくれるものです。
そのときも、
「この間はびっくりしましたよ。」
といったお店での会話のきっかけにもなったりします。
このような感じでs、
嫌なことは嫌なりに、
うまいこと経営のプラスにつなげていくことも大切ですし、
嫌なことを嫌と思う力。
嫌なことを嫌と認識してできるだけ避けるのも経営には必要です。
自分の苦手なことが何かを認めて、
嫌なことをうまくかわしたり利用したり。。。
個人飲食店を長い間経営し続けていくには、
自分の得意・不得意を理解してうまくやっていくことも大切です。
「あなたの嫌なことは何ですか?」
それではまた。
ストレスがたまる飲食店店主には、
気分転換のため副業も時には必要です。
↓↓↓