飲食店経営7年目のセイがお店の経営に役に立つ話を書いています。
今日は飲食店の今後の方向性のひとつを紹介します。
こちらの記事です。
週刊東洋経済 月額3000円の「飲み放題コーヒー」が儲かるわけ 「外食サブスクモデル」に可能性はあるか
今日は個人店での「サブスクリプションモデルについて考えたこと」を書いてみます。
現時点では、当店で取り入れるのは難しと思っていますが・・・。
サブスクリプションモデル
少し前には聞いていましたが、先日このような記事をインターネットででていて話題になりました。
自分はお店の経営に新しいことを取り入れていきたいタチなので、このサブスクリプションモデルについても取り入れられないか考えてみたりもしたことがあります。
ちなみにサブスクリプションモデルとは・・・
サブスクリプション方式はビジネスモデルの1つ。利用者はモノを買い取るのではなく、モノの利用権を借りて利用した期間に応じて料金を支払う方式。
Wikipediaより
最近では、月額または年額を定期的に支払う料金システムのことを指すようです。
例…年額3900円のAmazonプライムといったような感じです。
ホリエモンこと堀江貴文さんがよく言っている「成功するビジネスの基本」として、
・初期投資がかからない
・在庫を持たない
・利益率が高い
・継続して収入が入る
ということがあります。
飲食店は、
・初期投資が高い
・在庫を持つ
・利益率が高くない
・継続して収入が入らない
ということでリスクが高い業態のひとつといわれています。
ちなみに堀江さんが飲食店をやるならオススメというのが「スナック」だそうです。
こういった動画も経営の参考になります。
サブスクリプションモデルは継続して収入がはいるが・・・
サブスクリプションモデルは飲食店の弱点を解決してくれる方法のひとつとして考えることができます。
水商売の飲食店にとってある程度売上の見込みが先にたつということはありがたくあります。
ですが、
さきほどの記事のような定額3,000円で飲み放題といったような感じですと、正直体力の少ない個人店では厳しいように思います。
・システム自体も悪用される(登録した以外の人もアカウントを共有される恐れ)
・システムの導入費用がかかる
・利益率がさらに低くなる恐れ
などもあるので、現時点ではこういった大きいお店の取り組みを見守るしかないのかな?と考えています。
個人店でサブスクリプションモデルは実現できるのか?
現状当店ではサブスクリプションモデルを取り入れることは難しいように思っています。
ただ、現実的にサブスクリプションモデル的なものを取り入れるとしたらとして思い出したのが、
「昔ながらのコーヒーチケット」
です。
または「ボトルキープ」です。
あらかじめ10杯分の料金を先払いしてチケットを購入して11杯分のコーヒーを飲めるといった昔ながらのシステムは、実はかなり理にかなっているいるのかなと思います。
コーヒーチケットを買う人はだいたい常連にもなるし一石二鳥ですね。
昔から今でもビジネスの本質というのは変わっていないということを改めて考えさせられます。
昔から続いていることをヒントにして、そこにデジタルを加えればいい???
少し自分のお店の参考になりそうなヒントが浮かびました。
個人店の経営はとにかく工夫とチャレンジが必要です。
サブスクリプションモデルは今後の注視をしていくので、機会とシステムが整えばチャレンジしてみたいと思います。
個人店を続けていくためにも、経営者は新しい考えも取り入れて経営に生かしていきたいものです。