考え方

お店は絶対に休んだらいけない?・・・個人店店主も、疲れたらお店を休みませんか?

お店を休む
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「体の調子が悪いけれども、お店を休んだらまずいかな?」

 

「お客様が待ってるからお店を開けないと。」

 

 

 

”お客様に迷惑をかけられない!という責任感”や、

”一日お店を休んだらやっていけない・・・という不安感”から、

体を無理させていませんか?

 

まだ若いから全然大丈夫と思っている方へ、

 

 

→体の調子が悪い時は、お店を休むという選択肢を持ちましょう!

 

 

 

責任感が強い個人店店主の人ほど、

お客様第一にしてしまい、自分の体には責任を持ちません。

 

 

少しだけ考え方を変えて、

自分の体に責任感を持ってあげることも大切です。

 

 

そう簡単にお店を休んでしまうと信頼を失いますが、、、

休みをしっかりととりましょう。

 

 

といっても、、、

そう簡単に考え方や状況を変えることはできないと思います。

 

 

今日は(自分への反省も含めて、、、)

「お店を休んではいけない」と思う人へ、

今後のお店の運営の参考になればと思います。

 

 

疲れた自分にかけてあげたい一言、

『休んでもだいじょうぶ。休むためには・・・』

という話です。

 

 

体が疲れると心もついてこなくなる

 

なぜ今回このような文章を書いているかと言うと、

実は先日体調を大きく崩してしまいました。

 

 

さいわい?

たまたま定休日と重なりお店を休むことは無かったのですが、

定休日翌日は少し”しんどい”状態でお店を開けました。

(人に休みましょう!とか書いておきながら自分はやれていません。。。

今回の記事は、そんな自分に向けても書いています。)

 

 

その体調を崩したときに考えたのですが、

もうすぐ40歳を迎えるにあたって、

今後もこのような状態が続いていくのかな・・・

 

なんてことを思うと、

正直なところ、少しだけ気持ちが重くなってしまいました。

 

体が疲れていると、心もよくない状態になってしまうことを改めて実感しました。

 

 

たびたび書いていますが、

40歳を迎えるにあたって、

想像以上に30代と同じ働きかたができないということを実感して、

あせりつつもあります。

 

 

心が疲れているとサービスが低下する

 

先日の続きです。

 

本調子でないままお店をあけたことにより、

お客様への対応をミスをしてしまい、

その結果、

お客様に不快な思いをさせてしまいました。

 

 

体調不良を言い訳にするつもりはありませんが、

体の調子が悪いと心もついてこず、

”がんばって”開けたのに、

結局お店の営業にもこうして支障が出てしまうこともあります。

 

 

体と心が疲れていると方向性も見失う

 

心が疲れていると、

それまで気にならない一言も気になってしまいます。

 

飲食店というのは、

立場がかなり低いので、

いろいろな方向、手段で

”苦情”・”アドバイス”をもらう立場です。

 

 

通常の状態であれば、

大して気にならない一言も、

体と心が疲れているとかなり気になってしまいます。

 

本来なら、

改善する必要のないモノまで、

改善しなければいけない気になってしまい、

段々と方向性を見失ってしまいます。

 

 

常に万全の状態でいるというのは難しいですが、

体と心の状態を保ち続けるためには、

体を休めてあげることが必要です。

 

休めための方法を作っておく

 

とここまで休む大切さを書いてきましたが、

一番気になるのがお金の問題なのではないでしょうか?

 

実際、

一日お店を休むだけで、

利益がどれくらい減るか考えると・・・

 

そう簡単には休めませんよね。

 

そこで自分は個人店の飲食店は本業以外の

もうひとつ収入源を持つべき

と考えています。

 

飲食業を始めたい場合は、

飲食以外のことで収入を得てから始めるべきだと思っています。

 

すでに始めている場合は、

とにかく飲食以外で収入を得る方法をスタートするべきだと思っています。

 

詳しくは飲食店店主が副業をすべき理由二もご覧ください。

飲食店副業
飲食店店主が副業をするべき理由 「お店の売り上げで一喜一憂する日から解放されたい」 ずっとそう思っていました。。。 最近にな...

 

 

もうひとつの収入があることにより、

安心して体を休めて、

もう一度リスタートすることができます。

 

お金の心配は心の疲れにもつながりますし。

 

”本当の”お客様はお店を休むことも応援してくれる

 

”お店を簡単に休んだら、お客様離れないかな?”

ということも心配になりますよね。

 

これもだいじょうぶです。

 

”本当の”お客様=常連さんは、

お店を休むことも応援してくれます。

 

常連さんにとっても、

お店をつづけてくれることが希望です。

 

ありがちなのが、

”お店を休まないこと”

を責任だと思ってしまいがちですが、

 

”お店をつづけていくこと”

これもお客様にとって大切なことです。

 

 

”お客様のために休まない”

 

ではなく、

 

”続けていくために休む”

 

”お客様のために休む”

 

このように考えを変えてもいいのでは?

と思います。

 

結論 自分の体を大切にするのが責任です

 

今日は誰かのためというよりも、

疲れた自分を元気づけるための記事でもありました。

 

 

7年お店を続けていられますが、

何が起きるか分からないのが飲食店経営です。

その間に何度か体調を崩すことはありましたが、

年々「きびしいな」と思うようになってきました。

 

 

個人店はお店も大切ですが、自分の体も大切な資本です。

 

 

”いいお店ほど早くなくなるよね”

というのはありがちな話ですが、

それはきっと責任感が強い”いい店主さん”が、

自分の体力の限界を顧みずに、

”がんばって”いいお店を作っていたんだと思います。

そして、

頑張りすぎて続かないお店になってしまったと。。。

 

 

『お店を続けていくこと』

これは個人店にとって重要なテーマのひとつです。

 

がんばりすぎず休みながらお店を続けていくことも大切です。

 

最後に以前書いた↓の記事もどうぞ。

週休2日 飲食店
個人経営の小さな飲食店が、定休日を週2日にすべき理由「定休日は週2日にするべきだった。」 未経験から営業を始めて7年、 何も分からないまま試行錯誤でやってきたので、 毎日...

 

 

「続けるために休むという選択肢を持ちませんか?」

それではまた。