今日のテーマは「お店の改善点をみつける方法」です。
売上が思うように伸びなくて、何か手を打たないと!と思いながらも・・・
自分のお店の何が悪いんだろう???って思ってしまうことってありませんか?
『自分のお店の改善点は何か?』
売上が悪いときほど冷静さをなくしてしまうので・・・
だんだんと自分のお店のことも考えられなくなってしまうものです。
そんな、自分のお店の改善点に迷ってしまったときオススメなのが、
「一度自分のお店のことを忘れて、他のお店の悪い点をみつけてみる」
ということです。
他のお店の悪いところを見て・・・
それを自分のお店に置き換えるということが自分のお店の改善点を探している人にはオススメの方法です。
目次
他のお店の悪い点をみつけてみる理由
自分のお店のことを忘れて他のお店を見る理由は3つあります。
・人の悪いところは目につきやすい
・客観的に見ることができる
・自分のお店を一度忘れることができる
これらの点です。
人の悪いところは目につきやすい
人間って他の人の悪い点ってなぜか目につきますよね・・・。
他人に関してはいいところよりも悪いところにどうしても目がいってしまいます。
その習性を利用して・・・
目につきやすい他のお店の悪い点をみつけて、自分の店に置き換えて考えてみるのがオススメです。
自分のお店だと見えなかった点が他のお店だと簡単に目につきます。
自分のお店だと「忙しくて手が回らないから仕方がない」と思ってしまうことも・・・
他のお店だと「どうしてあれをきちんとやらないんだろう?」というように思います。
・切れている電球を後回しにしている。
・メニューが汚くなっていても交換しない。
・レジの対応の仕方
などなど。
他のお店の悪い点ならいくらでも目につくので、、、
それを参考にして自分のお店と照らし合わせてみるとやるべきことがいくらでも出てきます。
客観的に見ることができる
多くの人がそうですが、自分のことは甘く見がちです
経営者の人は日々忙しく、、、
自分は頑張っているという自負もあるし、見栄もあるし、やれない事への言い訳(忙しくて手がまわらない等)などなかなか悪い点については冷静に見ることができません。
上記の「他の人の悪い点はめにつきやすい」と似た話になりますが、
一度冷静になって客観的に自分のお店を見てみるためにも、他のお店の悪い点についてじっくりと考えてみるというのはよい手法のひとつです。
自分のお店を一度忘れることができる
お店の経営がうまくいかないとどうしても視野がせまくなってしまいます。
「”自分のお店”の何が悪いんだろう!!」ということばかり頭がいってしまうので、、、
お店の改善点を冷静に考えるためにも、一度”自分のお店”から頭を切り替える必要があるのではないでしょうか?
自分のお店の経営に必死になりすぎて、他のお店を見る余裕を持てていないのではないでしょうか?
ひいき目にみてしまいがちな自分のお店の比較のために
売上が悪いから何かしないと!!
と思っても、自分のお店ってひいき目に見てしまいがちなので・・・
意外と問題点に気がつくことができないことも多いです・・・
ですが、
他のお店なら問題点も簡単に気がつきますし、厳しい目で見ることもできます。
そうして気がついた問題点を自分のお店に照らし合わせてみて、
「自分のお店は”この点は”大丈夫か?」
そうやって考えるきっかけにしてみてもいいのではないでしょうか?
それを何店舗かやっているあいだに、
そのうち自分のお店のことも冷静にみることができるようになって・・・
改善が進んでいくのでは?
なんてことを思います。
ただ、もちろん、
一番重要なのは「改善のための行動をする」ということです。
他のお店の悪い点ばかり見ている評論家になったら経営者としてはもう終わり・・・
かな?なんてことも思います。
黒字に向けて日々改善をしてきましょう!
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