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悪い口コミを書かれても気にしない方法

飲食店 口コミ
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飲食店 口コミ

 

「口コミサイトに悪い口コミを書かれた。どうしよう・・・」

 

 

口コミサイトやブログでお店のことを書かれるのって本当に嫌ですよね。。。

 

自分に問題があったとしても、問題がなかったとしても、
インターネット上に悪いことを書かれてしまうのは、
とても気分が悪くなります。
特に開店初期のころは絶望的になることもありました。

 

そして、一人で怒ったりして。。。
お店の運営にも少し支障がでたりして・・・

 

もしお店に問題があった場合の話ですが、

「直接言ってくれればいいのに・・・」
「直接苦情を言ったらそれで終わりでは?」
ーーー自分の本音です。

 

一方、
(その書いた人的に)お店に問題があった書かれかたをしても、、、

 

「だいじょうぶです!!」

 

気にしなくていいです。
自分も7年間の経営の中で悪い口コミもいろいろ書かれてきましたが、
今ではそう思っています。

 

悪い口コミを書かれたどうしよう・・・
悪い口コミを書かれたらどうしよう???

今日は、そういった心配をしている方に、
この記事を読んで少し気持ちを楽にしてもらえればと思います。

 

 

よくある悪い口コミへのアドバイスでは解決しない

自分の店の悪い口コミを見てイライラしたときによくあるのが、

・見なければいい(見ないほうがいい)
・気にしなければいい(気にしないほうがいい)

この2つのアドバイスです。

特にお店をやったことが無い人ほど、
簡単にこのように言います。

 

ですが、

 

ムリです。

 

悪い口コミは、
見てしまいますし、気にしてしまいます。

 

こんな簡単なことで解決するなら誰も悩んだりしません

 

ということで、
悪い口コミを気にしなくていい理由を書いていこうと思います。

 

口コミを気にしなくていい理由

 

来店客は減らない

 

悪い口コミを書かれてしまって一番気になるのが、

 

来客数が減ったらどうしよう???

 

これですよね。

 

確かに、
食べログのような口コミサイトを見て行く店を決めている人は、
少しだけ来店する人が減る確率はあります。

全く影響が無いか?
と言われると少しはあると思っています。
それは事実です。

 

ですが、
そういったサイトやブログを見て回っているほとんどの人は、
結局のところ、
いろいろなお店の口コミを見ながらお店を回り続けます
どこかのお店の常連になることはほとんどありません。
あってもとても少ないです。

 

ブログを書いている人自身も2回以上同じ店に行く人はとても少ないです。
当店でも、かなりいい評判を書いてくれた人でも、
結局2回目は来ない人がたくさんいます。

 

そういった人はそもそも新しいお店に行くということが目的なので、
個人経営の小さな飲食店にとって大切な“常連さん”になることは、ほとんどありません。
(なることもありますが、来店頻度は非常に少ないです。)

 

もちろん、
飲食店というのは一期一会です。

たった一回の出会いが全てで、
それを大切にするということもあるのですが、、、

 

それとこれとは別で、
結局、常連になってくれるお客様を増やしていかないと、
いつまでたっても経営の苦労が絶えません。

常連さんになってくれる可能性の低いところに力を注ぐべきではないと思っています。

 

お店の問題ではなく、そのお客様と合わなかっただけ

 

個人経営の小さな飲食店は、
自分のお店と相性が合うお客様と、
少しずつ信頼関係を結んでいくことが大切です。

 

自分のお店と合わない人に振り向いてもらう努力をするよりは、
相性が合うお客様にいかに満足をしてもらうかを考えるべきです。

 

ネットでの集客は常連さんを増やしてく過程のひとつです。
それが全てではありません。

そんなことを気にしているよりは、
今来てくれているお客様に力と気持ちを注ぐべきだと思っています。

時間という限りある資源の使い道を間違わないようにしないといけないです。

 

口コミを気にしないためには?

 

自分もいまだに悪い口コミを見ると、
イラっとしてしまいますが・・・
(関係ないお店の悪い口コミを見ても勝手なことを書いているなぁ、
とイラっとするときもあります!?)

 

それがどのように折り合いをつけているかというと、

 

・お店の方針を定める

 

一番気にしているのが、

『お店の方向性をブラさない』

ということです。

 

例えば、
自分の店は”安売りはしない”と決めたならば、
「コスパが悪すぎですね」とか書かれても、
「やっぱり値段高いかな?」と思わないようにする。

自分の中で方針があったとしても、
強い言葉で書かれるとどうしても自信が無くなってしまいます。
特に開業当初は不安な気持ちでいっぱいなので、
イラつきと動揺する気持ちで方向性を変えてしまいがちです。

 

”お客様の声を大切にする”というと聞こえがいいですが、
全ての人の声を聞いて反映させるのは絶対にムリです。

 

その口コミがもし自分のお店の方針と同じ方向での、
クレームなら素直に受け入れて改善するべきです。

そして、
もし自分のお店の方針とは違うことで突っ込みが入っても、
それは的外れな指摘なので、かなり受け流すことができます。

 

自分のお店の方針をしっかりと固めることが重要です。

 

少しだけですが、悪い口コミにいい面があります!?

 

精神的にあまりよくない、
お店への悪い口コミですが、
意外に役に立つ面もあると思っています。
(なにごともプラス思考は大切ですよね。)

 

・ハードルが下がる
・常連さんが同情してくれる!?

 

いつも思っていることなのですが、
あまりお店の評判が良すぎるのも考えものだと感じています。

「インターネットで評判が良くて期待して行きましたが、いまいちでした。」

このような口コミを見たことありませんか?

逆に、

「接客がいまいちという口コミでしたが、とても感じが良かったです。」

このような口コミもよくありますよね。

 

いわゆるギャップというものです。
口コミで左右される人は”期待”で動くので、
悪い口コミもプラスに影響することもしばしばです。

 

あとは、
”常連さんとの話のネタになる”というのもプラス面です。

常連さんにお伝えすると、
笑ながらけっこう同情?してくれることもあります。

飲食店を経営していると、
いろいろと嫌なことはおきますが、
悪いことばかりでないと考えを変えるようにしています。

 

結局、だんだん気にならなくなります。大切なのは、

 

繰り返しになりますが、

お客様からの感想・反応・口コミに対して、

いちいち反応をしてしまう前にすべきことは、

”自分のお店の方針をかためること”です。

 

自分が決めた方針に沿った感想かそうでないかで反応をすることが大切です。

 

ひとつひとつ一喜一憂せずに、
自分の方針とブラさない行動を日々重ねていけば、
最初のころは気になって気になって仕方がなかった口コミも、
だんだんと気にならなくなります。
(もちろん今でも目にすると嫌な気持ちにはなりますが。。。)

 

ついでに書くと、
だんだんとエゴサーチもしなくなるものです。
目に入る回数も少なくなってきます。

それよりもやるべきこと・やりたいことが、
たくさんできてきているはずなので。

はじめは気になっていたのが、少し気にならなくなってきた、
それが経営者として少し成長した証あかもしれません。

 

個人経営の小さな飲食店はやることがたくさんです。
ストレスも日々重なります。
それらをいかにして解消していくかが長く経営していくには重要です。

 

「それでも悪い口コミは気になりますよね?」

それではまた。