飲食店コラム

売上よりも大切なのは『自分自身の納得感』

店主の納得感
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飲食店経営7年目のセイが自分の経験をもとに、小さなお店の経営に役に立ちそうな話を書いています。

 

「このメニュー、正直割に合ってないな」

そんな風に思ったことはありませんか?

もし自分で納得がいっていない、そういったメニューや作業があったらすぐに改善することをオススメします。

お店を続けていくために大切なのは「自分自身の納得感」です。

 

今日は、「売上よりも大事なのは自分自身の『納得感』」ということについて書こうと思います。

毎日の仕事にいまいち納得がいっていない店主さんの参考になればと思います。

 

その作業は納得できていますか?

 

「自分自身の納得感」

これは少し前に何となく感じた表現で、お店の経営をする基準のひとつとしてかなり大事にしている要素で、数字などで表すことができない自分自身の基準です。

 

売上がないとお店が続かないので売上はもちろん大事なのですが・・・

その場の売上をあげるよりも大事なのが自分自身の納得感です。

納得感がないと結局続けていくことができないから、もしかしたら売上より大事なのでは?なんてことも思ったりします。

どちらかというと、「納得感があってやっているので売上につながっていく」という表現の方が適切かもしれません。

 

自分自身で納得するために

 

「これ950円で出しているけれども割に合わないな」

そう思ったらすぐに値上げ、または内容の見直しをするべきです。

 

どうして納得感が必要か

 

納得していない(我慢をしている)という状態ははたしていい状態なのでしょうか?

お客様に価値を提供して初めて対価がもらえるのが仕事ですが、、、

我慢をするのとは少し話が違うと思います。

 

自分は我慢をしているので、きっとお客様には心地よいのは?と思います。

ですが、我慢をし続けているといづれ続かなくなるときがきます。

お客様は来るけれども自分自身の心か体が耐えられなくなってしまうときが必ずやってきます。(中にはタフな方もいますが、自分は方向転換をしました。)

 

これは、自分勝手になれといっているわけではなく、

適正なバランスを見極めるということが大切です。

 

飲食店はただでさえ地位が低く見られがちなので、我慢する度合いを下げていく必要があります。

 

納得感を出すためにはどうすればいいか。

 

自分自身の納得感を出すためにやっているのは・・・

自分の割に合わないと思うことを排除していくということです。

 

具体的には例えば・・・

・値上げ
・お客様を選ぶ

こういったことです。

・自分が提供したものに見合う対価としてそれに見合ったお金をもらっているか、

または、

・自分がお店を来続けてもらい思うお客様か

 

このあたりが基準になってくるのでは?と思っています。

 

多少きつくても価格に見合っていれば我慢する価値はあります。(売上的にも楽になります。)

提供しているものが割に合わなくても、来てもらいたいと思うお客様が増えればお店を続けていけます。続けていける原動力になります。

 

ちなみに、値上げをすると安いという理由だけで来ていた人も来なくなるので、こちらも”望ましい顧客”が増えるという効果もあります。

 

個人店は”続けていくために”というところに力を入れていくべきです。

 

お客様と自分の納得感バランスをとりながら

 

お客様に来てもらわないとはじまらないので・・・

もちろん「お客様に価値を提供するのが仕事」というのを忘れてしまわないようにしないといけません。

 

が、

仕事に対する人それぞれの考え方、

・あくまでお金を得るための仕事
・充実感を得るための仕事
・やりがいをもとめるための仕事

いろいろあると思いますが・・・

 

自分は”続けていく””続けていける”ということに焦点を絞っていくべきだと思います。

 

そのために、自分がどれだけ納得できるかというのが大切です。

 

人に価値を提供しながら自分も満足できるというのが、自分が目指している場所のひとつだと考えています。

 

なので、

今”自分が”納得できないことを徹底的に排除していくことを心がけています。

 

このやり方に共感した場合は、納得できないことをまずはリストアップしてみるのもオススメです。

 

とにかくもやもやしたものをを外に出すというのがだいじなので、

一度ブログを書いてみませんか?

最近はノートが流行りなのでしょうか?

なんでもいいです。

自分の考えを目に見えるかたちで外に出しましょう。

 

最近はこんな本を読んでかなり共感しました。こちらも面白いのでオススメです。

どうして納得できていないのか?についても言語化して対策を考えられるとなおいいですよね。

つづけていくために”自分自身に納得”していきましょう。