飲食店で「paypay」を導入してみたいんだけど、実際どう?
→(当店は2019年1月に導入しましたが、)他の決済システムと違い初期費用完全無料・2021年9月末まで決済手数料も無料なので、キャッシュレス導入を試してみたいお店にはオススメです。
しかも今なら15,000円もらえるキャンペーンも開催しているとのこと。
(ウチの店は今年の1月なので、少しタイミングを間違えたようです・・・)
※2019年3月31日まで(終了しました)
加盟店申し込みはこちらです
PayPay公式 加盟店申し込みページ
このブログでもたびたび書いていますが、今年はキャッシュレス普及が進む年です。
これまで現金で通してきたお店もキャッシュレス導入の検討をしている方が多いのではないでしょうか?
ですが、最近は「○○ペイ」が増えて何を導入したらいいか分からない?という方も多いのはないかなと思っています。
ということで今日は自店舗の経験を元に、
「個人飲食店でPayPayを導入してみた感想」
について書いてみようと思います。
PayPayの導入を考えている方の参考になればと思います。
目次
PayPayって実際どう?いい点・悪い点
2か月間店舗で使ってみた感想としては、
”キャッシュレス決済を試してみたいならオススメのひとつ”という感じです。
※PayPayだけで運用するというのは現実的ではないかなと思います。
とりあえずキャッシュレス導入を体験するなら、
費用がかからない、この2つを導入して運用して試してみるのがいいかと思います。
こちらの記事もどうぞ
PayPayのいい点 ”費用がかからない”
・決済手数料が無料
2019年9月30日までの期間限定ですが決済手数料が無料です。
他社の決済システムは安くても3.24%程度などがほとんどのところ、決済手数料無料は個人飲食店にとってはかなり助かるのではないでしょうか?
これがPayPayをキャッシュレス試験導入にオススメしている最大の理由です。
・初期費用が0円
PayPayはQR決済のため端末を必要としません。
ということで、導入時にも初期費用は一切かかりません。他社であるような実質0円でもなく完全に0円です。
加盟店登録をすると、インターネットサイト上の管理画面が使えるようになるとともに、
機材が送られてきます。決済のときにはこのQRコードをお客様にスキャンしてもらいます。
・キャンペーンが多い
PayPayは始まって間もないということもありお客様向け・加盟店向けのキャンペーンがたくさんあります。
→2018年12月4日~12月8日 最大20%キャッシュバック
→2019年2月12日~ 最大20%キャッシュバック
→2018年9月6日~12月28日 他店舗紹介1,500円プレゼント
→2019年3月1日~3月31日 15,000円プレゼント
PayPayの悪い点 ”導入はしやすいが・・・”
・○○ペイを増やすと集計が大変
PayPayを導入して少し面倒だと感じるのが、一日の終わりの清算時の集計です。
これまではAirREGiとAirPAYを連動させていたので、自動で伝票と現金を計算してくれているので終業後の締め作業はかなり楽でした。
そこに新たに、AirREGiと連動していないPayPayを新しく始めたので、締め作業で計算をする必要がでてきました。毎月の帳簿と現金も同様に集計作業が少し時間がかかるようになってしまいました。
これはPayPayだけの問題ではなく、AmazonPayなどといった違う○○ペイを導入する際にも”作業の手間が増える”といった点で問題になってくると思います。
”生産性を上げる”というのもキャッシュレス導入の目的のひとつのはずなのに、導入したことにより”作業の手間が増えてしまう”ということになります。
レジと決済システムの連動性が今後のキャッシュレス導入全体の問題点です。
当店ではキャッシュレス決済としてAirPAY、スクエア、PayPay
の3つを導入していますが、個人店として正直これ以上○○ペイを増やすのは二の足を踏んでしまいます。
個人的に、メルペイが始まったら導入をするか検討を使用と思っています。
ということで当店ではいまのところ、クレジット・交通系・アリペイ・LINEペイをカバーしているAirPAYを軸に、端末故障時の予備としてスクエア、○○ペイを試してみたかったので完全に無料で導入できて、最近の流行りでもあるPayPayを導入しています。
ちなみに、楽天edyが使える楽天ペイとAirPAYで迷いましたが、AirREGiとの連動性を考えてAirPAYにしています。それくらいレジとの連動性は重要だと考えています。
無料のPOSレジアプリ/Airレジ導入はこちらから
・お客様によっては決済時に時間がかかる
PayPayの決済方法はお客様が、
・QRコードをスキャン
↓
・金額を手打ち
↓
・画面を見せてもらう(プラス自店のメールを確認)
という流れになります。
まだQR決済自体がそれほど浸透していないこともあってか、決済時に時間がかかるお客様もときどきいます。(逆に慣れている方は非常にスムーズです。)
自分の手がかからないというメリットはあるものの、お客様次第という点は逆にデメリットになる要素もかかえています。
もう少し普及してくれば、この点は改善されるのでしょうか?
入金が後日になるのはデメリット?
クレジットなどのキャッシュレス導入時に気になるのが手数料とともに入金サイクルです。
”現金が入ってくるのが後日になるから導入を迷う”というお店もあるようですが・・・
これは完全に自分の個人的な考えとしてすが、
”入金が少しあとになったくらいで困る状態でで個人店を続けるべきではないのは?”
と考えています。
個人経営の飲食店の経営は本当に大変です。(もちろん楽しいこともたくさんありますが)数日後の入金に耐えられない資金状態では先のことを考える余裕もないので、お店を続けていくことも厳しいのではないでしょうか?
と安易にお店を始めるべきではないと考えているので、このような表現になってしまいますが・・・
お店のやり方については以前もいろいろ書いています。
ちなみに、
PayPayの入金はJAPAN NET銀行なら翌日入金、それ以外の銀行でも最短翌々日入金なのでそれほど気にする必要もないのかと思います。。。当店が使用しているAirPAYも月に6回入金があります。
クレジット決済は手数料が高い・入金が遅いというのは、過去のイメージではないでしょうか?
PayPayの決済画面
準備中
キャッシュレス導入を試すにはいい
2019年はキャッシュレス決済が普及する年になりそうです。
お客様からも求められることが増えますし、お店の生産性を向上させるためという考えとしても、キャッシュレス決済は導入していくべきだと考えています。
まだ現金しか使えない飲食店でもそろそろキャッシュレスを導入する検討を始める必要があるのではないでしょうか?
といっても、
手数料・入金・オペレーションなどいろいろな点が気になってしまって、導入をするのに二の足を踏んでしまう点はあります。かつての自分もそうでした。
ということで、、、
PayPayのような完全に無料で試すことができるシステムというのは個人店にとってはとてもありがたいです。
自分もいくつかのサービスを試しながら、お店で使いやすいシステムをとりいれていきました。
やってみないと分からないことってたくさんあります。
”小さな改善の積み重ね”をしていくためにも、無料のサービスをとりあえず試してみながら、自分のお店により良いサービスを取りいれていきたいものです。
PayPayは”とりあえず試してみる”というサービスにはオススメです。
少しずつでも、キャッシュレス決済を導入してお店の生産性もあげていきましょう。